kawabata_201402

マーケティング部の川端です。今年1月から、ネコと生活しています。

その昔、犬を飼っていたことはあるのですが、ネコは初めて。暮らすことはもちろん、ネコがこれほど傍にいることも、ネコをこんなに触ることも、初めてです。

への字口の気ままなお嬢さんに、私も息子もやられっぱなし。ひっかく・噛みつく・飛びつく・登る……。毎朝「オハヨー」と言わんばかりに顔をなめてくれるのはいいのですが、そこはネコの舌。ペロペロではなくザリザリジョリジョリ。興奮すると鼻の穴を襲うわ、まぶた(皮膚が薄いので痛い)までグルーミングしてくれるわで、最近は目覚ましが要りません。

ネコを迎えることになったきっかけは、些細なことでした。

2013年の大晦日。成長著しい息子と親子ゲンカをし、気分転換に散歩に出掛けたときのことです。大人げない自分が悪いのですが、どうにも腹の虫がおさまらず、息子も意地っ張りで口を聞かず、無言のまま二人で土手を歩いていました。そんなとき、野良猫が通り掛かったのです。

あくびしいしい、私たち親子の近くに寄ってきました。決して触らせてはくれませんでしたが、逃げることなく足の横で香箱(こうばこ)座り。

「どこの猫ちゃんだろうね」「日向ぼっこしたいのかな」「けっこう毛並みがいいね」

野良猫をきっかけに、親子の会話が始まっていました。その後、もう1匹がどこからか現れ、2匹の野良猫と小一時間過ごしたでしょうか。猫と夕陽と川のきらめきに親子のわだかまりもどこかへ。

「もう帰ろうか」

猫たちにサヨナラをした帰り道、息子に謝りました。「つまらないことで腹を立ててごめんなさい。せっかくの休日に悲しい思いをさせてごめんね」

すると息子が、「僕もごめんなさい……猫ちゃんたちが仲直りさせてくれたんだね。ママとケンカしてたこと、なんでわかったんだろう。僕、猫好き」

そう言われると、なるほどそうか、と。本当のところはさておき、猫という存在がこんなにも親子の緩衝材になってくれるなんて、とうれしい発見でした。

その1件が頭から離れず、次の日、もう一度河原へ行ったのですが、野良猫さんたちはいませんでした。でもどうしても猫に会いたくて、その足で近所のペットショップへ。その後の展開はいわずもがな。家に来てまだ1ヶ月半ですが、お腹を見せて寝てくれるほどに馴染んでくれています。

ネコとの暮らしがもたらしたのは、癒しと刺激だけではありません。猫の食事や健康について、病気のこと、動物病院のことなど、ネコについて勉強中です。そしてもちろんペット保険のことも。

まったくの知識ゼロ・意識ゼロだったため、ペットショップで言われるがままにとりあえず加入したのですが、普段、あれほど仕事で「保険は見直しが大事!言われるがままに入った保険、そのままにしていませんか?」とお伝えしている手前、この状態はいかんな、と。

昨年は火災保険を見直したので、今年は自身の生命保険はもちろん、ペット保険の見直しも実施します。まずは保障内容の把握から! がんばります。

※2014年2月10日「ライフネット生命保険 社員ブログ」より