14091102_5インターネットを活用して新しい生命保険サービスを提供するライフネット生命は、定期的にネットを活用した生活者の意識調査を行っております。今回は2009年のバックナンバーのなかから、「懐事情に関する調査」を紹介しましょう。

対象としたのは、20代~50代の既婚者の男女1,000名(男性500名、女性500 名)。その回答からは、何やら女性のしたたかさが浮き彫りとなってきました。

■大半の家庭では「女性」が財布のひもを握っている

財布の実権を握っているのは、自分(回答者)と配偶者のどちらかを聞いたところ(単一回答形式)、『自分(夫)』(「自分が握っている」21.6%、「どちらかというと自分が握っている」14.2%の合計)と回答したのは35.8%となり、『妻(配偶者)』(「妻が握っている」24.6%、「どちらかというと妻が握っている」27.2%)という回答は51.8%になり、『妻(配偶者)』という回答が『自分(夫)』という回答を16.0ポイント上回りました。

さらに、同じ質問を女性(妻)に対して行ったところ、『自分(妻)』(「自分が握っている」42.6%、「どちらかというと自分が握っている」25.8%の合計)と回答したのは68.4%となり、『夫(配偶者)』(「夫が握っている」7.6%、「どちらかというと夫が握っている」11.6%)と回答したのは19.2%に留まり、こちらも同様に『自分(妻)』という回答が『夫(配偶者)』という回答の割合を大きく上回り、その差は49.2ポイントとなりました。
14091102_1
14091102_2

■配偶者に内緒で商品やサービスを購入したことのある人は、男性17.4% 女性21.6%

20代から50代の既婚者の男女1000名(男性500名、女性500 名)に対し、配偶者に内緒で商品やサービスを購入した経験があるかどうかを尋ねたところ(単一回答形式)、男性(夫)では17.4%の回答者が「妻に内緒で商品やサービスを購入したことがある」と回答し、具体的な商品やサービスとしては(自由回答形式)「自動車」、「デジタル機器」、「ゴルフクラブ」などの回答が多く挙がり、その平均金額は約96万7千円となっています。次に同設問を女性(妻)に行ったところ、21.6%の回答者が「夫に内緒で商品やサービスを購入したことがある」と回答し、具体的な商品やサービスとしては(自由回答形式)「エステ」、「ファッションアイテム(服やバッグ)」、「美容関連商品(サプリメントや補正下着など)」となっており、その平均金額は「72万2千円」となりました。
14091102_3
14091102_4

「家計あるある」的なリアリティに、顔がにやけたりひきつったりしそうな結果ですね。

調査リリースでは、ほかに「ヘソクリ」や貯金についても結果を発表しています。全文・詳細は以下からご覧ください。

全文はこちら