「人生に、大切なことを、わかりやすく」をモットーに、インターネットを通じて保険を提供しているライフネット生命保険株式会社は、定期的にさまざまなリサーチを行っています。今回はそのなかから、「入院」をテーマにした調査結果をご紹介します。

[調査期間]2014年5月15日〜20日
[調査対象]20〜49歳の男女
[調査方法]モバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)
[有効回答]1,000名(入院経験者500名、入院未経験者500名)

■入院経験者が困ったことー体力低下と暇とお風呂

・「体力低下」「暇」「お風呂」がトップ3
・金銭面では「退院時の支払い」2割、「収入が途絶えて生活が苦しくなった」1割
・同室の患者さんに困った…、原因は「いびき」と「おしゃべり」
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入院経験者(500名)に、入院中や退院後に困ったことを聞いたところ、「体力が落ちた」(33.2%)と「暇だった、やることがなかった」(33.0%)が3割台、「お風呂に毎日入れなかった」(27.0%)、「食事が美味しくなかった」(22.0%)が2割台で上位となりました。

金銭面では、「退院時の支払い」が2割(17.6%)、「収入が途絶えて生活が苦しくなった」は1割(8.8%)でした。
また、同室の患者さんに困った…という経験をした方もいるようで、「同室の患者のいびきで眠れなかった」(16.0%)、「同室の患者のおしゃべりでストレスが溜まった」(12.6%)がそれぞれ1割台でした。

■入院を通じて気づいた、家族や恋人のありがたさと、保険や貯蓄の大切さ

・入院を通じて、「家族(配偶者以外)に感謝」6割、「配偶者・恋人に感謝」3割半
・女性は入院を機に保険や貯蓄を検討!? 「保険加入・見直し」2割、「貯蓄」は2割半
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入院経験者(500名)に、入院を通じて、思い直したこと・気づいたことを聞いたところ、「家族(配偶者以外)にあらためて感謝した」がもっとも多く6割(60.2%)、次いで、「配偶者・恋人にあらためて感謝した」が3割半(36.2%)、「自分の健康にもっと気を遣おうと思った」が3割(30.6%)、「貯蓄を増やそうと思った」と「友人・知人にあらためて感謝した」が2割(それぞれ20.0%、19.6%)で続きました。あらためて周囲の人に感謝した方や、自身の健康やお金について、考えを巡らせた方が多いようです。

男女別にみると、貯蓄や保険について考えた方の割合は、男性よりも女性のほうが高くなり、女性では「貯蓄を増やそうと思った」は2割半(女性26.0%、男性14.0%)、「保険の加入や見直しをしようと思った」は2割(女性22.4%、男性12.8%)となりました。

■もし、入院したら心配なことは?

・1位は「入院や手術にかかるお金」で8割半、2位は「入院期間」で6割半
・有職層の3割半は「仕事の状況」が心配
・既婚女性の3割は「夫の生活」が心配!
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入院未経験者(500名)に、もしも入院するとしたら心配なことは何か聞いたところ、「入院や手術にかかるお金」が8割半(86.8%)で際立って高く、次いで、「入院期間」がどのくらいになるのかが6割半(63.2%)で続きました。入院費用や入院期間を心配している方が多いようです。

有職層についてみると、「職場復帰ができるか」が4割(41.8%)、「担当している仕事の状況がどうなっているか」は3割半(36.8%)となり、仕事に関する心配も挙げられました。

また、既婚層では「夫・妻が1人で生活(家事)できているか」(23.4%)が、子どもがいる層では「子どもの世話をしてもらえているか」(26.9%)が、それぞれ2割半となりました。配偶者については、特に女性のほうが心配なようで、「夫・妻が1人で生活できているか(家事ができているか)」は既婚男性の2割(18.3%)に対し、既婚女性では3割(29.8%)となりました。

そのほか、「夫婦間で、身の回りの世話をして欲しい人に大きな差!」、「もし入院するなら、こんな病院がいい」(食事がおいしい? 医師・看護師が美しい!?)など、興味深いことがいろいろとデータに表れています。

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