14101402_19月に3冊もの新著を上梓したカリスマ美容家の神崎恵さんは、ふたりの男の子を抱えて働く母親でもあります。それだけの忙しさにもかかわらず、変わらぬ美しさを保っている秘訣は何か。それは美容術だけではなく、自身の「生き方」にありました。(前編はこちら)

■「自分を守るのは、自分しかない」という気づき

――神崎さんは美容雑誌にひっぱりだこで、著書もベストセラーとなっています。女性から支持される理由をどのように感じていますか?

神崎:そうですね。多分、私は芸能人の方々と比べて、読者に近い存在に感じてもらえているのだと思います。私自身も離婚を経験したり、人生が決して順調なほうではなかったんですが、そういうダメなところとか弱いところとかも全部公開しちゃうんです。しかも年齢だってもうすぐ40歳。それなのに意外とハッピーに見えるから、読者の人も、「私だって大丈夫なんじゃないか」と思ってもらえているのかもしれません。

――二児の母として仕事と育児の両立に苦労されていると思うんです。子育て世代の読者に、何かアドバイスをもらえれば。

神崎:でも私、完璧に両立しようとはまったく思ってないですよ。以前はやろうとしていたんですけど、結局できなくて余計にツラくなったんです。だから今は、時間の割り振りのオン・オフだけしています。本の執筆なら、何時だろうと子供が寝たら開始する。それだけを決めています。

細かく決め過ぎてしまうと、できない自分に腹が立って落ち込むんです。育児って孤独だし、仕事も孤独なところがあるじゃないですか。孤独が両方重なったら本当に苦しいので、ちょっと自分を甘やかしておける“余白”は常に大事にしていますね。

――女性の育児って「こうあるべきだ」みたいな外野の声もたくさんあると思うんですよ。

神崎:そういうのって、弱っているときに限ってすごく刺さる。だから自分には包容力を持って接してあげないと、悪循環にはまってしまうんです。

――誰かに癒してほしいとかは思わない?