システム部の清水です。少し涼しくなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

数か月に1度回ってくるこのブログのネタだしには毎回非常に苦労します。
今回もネタに困り果てたので、ふと目に留まった電車の中吊り広告のキーワードを主題に書くことにしました。
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目に飛び込んできたのは

「35歳、大人になるってこういうこと! 20代とは違う、30代の年相応ってなんですか?」

というもの。

35歳よりも少し年上な自分は、すでに「大人になるってこういうことサ!」と滔々(とうとう)と語れないといけないのかもしれませんが、あらためて考えてみると「大人になるって、どういうこと?」と何とも言葉につまってしまいます。

「大人になる」っていったいなんなのか?

まずは幅を広めに、「加齢による精神的または身体的側面における変化」と定義してみました。
加えて、変化にも好ましいものとそうでないものがあるだろうということで、以下の4通りを考えてみました。

①ポジティブ×精神的
(例)自分の気持ちを制御できる、些細なことにこだわらなくなる など

②ネガティブ×精神的
(例)頑固・偏屈になる など

③ポジティブ×身体的
(例)早起きが苦にならなくなる など?

④ネガティブ×身体的
(例)老眼、腰痛、しわ など(これはたくさんありますね。)

どれも、「大人になる」といえばそうだけど、通常このフレーズにはポジティブなイメージが付きまとうので、やはり①がメインでしょうか。

この路線で、「大人になる」っていったいなんなんだろうと、いくつか具体例を考えてみましたが、最終的には以下の3点に落ち着くことになる気がします。

・自分のありのままの良さは残しつつ、自己のコントロールができる
・他人を尊重できる
・そのうえで、場にとってベストな選択肢を考えて実行することができる

まだまだ、自分には足りないものばかりだな……と思いつつも、こういう風に考えることで、ほんの少しだけ大人になることができたような気がします。

※2014年9月5日掲載「ライフネット生命保険社員ブログ」より