15021303_1お申し込みサポート部の花谷です。バレンタインデーの季節ですね。

私が学生時代の頃は、「友チョコ」という女性同士のチョコレート交換が流行っていました。

非モテ集団の一員だった私は、「バレンタインデー…そんなの関係ねえ~!」と表面的には知らん振りをしつつ、当日は、靴箱や机の中を全力で確認していました。
結果はむなしく、何も無く一日が終わるというパターンが何年も続きました。

いつの年か、居ても立ってもいられなくなり、非モテ集団で、「友チョコゲーム」をはじめました。

男性同士でチョコレート交換をする…なんていうことではなく、じゃんけんに負けた非モテ集団の1人が、友チョコ交換が終わった女子に余ったチョコを貰いにいくという単純なゲームでした。

くじ運が悪い私はこういうことをやると大体当たります。案の定、第一回友チョコゲームでじゃんけんに負けました。

何人か女子に声をかけると、「ありえないんですけど。男子に渡す分なんか用意してきてないし。」と言われました。

いやいや男子にあげるのがバレンタインデーでしょと内心突っ込みをいれつつ、これでダメだったら諦めようと声をかけた女子から、「まったく、義理チョコだからね」と言われながらも、ようやくゲットしました。

それだけではありませんでした。

その女子に、人の少ない渡り廊下に呼ばれ、こっそり、
「はい、これは花谷くんにあげる」と、人生はじめての本命チョコを貰いました。

その後、非モテ集団に、「遅かったじゃねーか」と言われながら、義理チョコの方を渡し、内心で勝ち誇りました。

さて関門は、ホワイトデーです。
なにをお返しするか悩んだ挙句、近所のおいしいチョコレートシュークリームをあげることにしました。

自分:「はい、これお返し」
女子:「///…ありがとう」
自分:「○○○○○なんだけど、おいしいはず!」
女子:「・・・」
その女子は急に泣きながらその場を去ってしまいました。

当時の自分は、ぽっかーんでした。

シュークリームだったので、厳密にはチョコレートではありませんが、チョコシューだったので、ぎりぎりチョコです。
そう、当時の自分は「義理チョコ」の意味を「ギリギリチョコレート」と勘違いして理解していたのです。

「ギリチョコなんだけど、おいしいはず!」
・・・意図せず女子を振ったことになってしまいました。

どこまでも非モテです。

ん~もう!と今でも思い出すたびに歯がゆい気持ちになるビターなバレンタインの思い出でした。

※2015年2月10日「ライフネット生命保険 社員ブログ」より