お金の並ぶ道を歩いてゴールを目指している老夫婦還暦社員の鈴木です。
本当に保険は難しい。時々保険の説明をしますが、なかなか分かったと言っていただけません。
それは、万人にいい保険=「テストの正解」のようなものがないからかもしれません。

以下は、説明しながら考えた私個人の意見です。

<どんな保険に>

  • 早めに亡くなる人は 生命保険に入ったらよい
  • 入院する人は 医療保険に入ったらよい
  • 寝たきりになる人は 就業不能保険に入ったらよい
  • 人から訴えられる人は 賠償責任保険に入ったらよい

例えばこんな先のことはあらかじめ分かりませんよね。自分の未来は予測することができない。

だから、どの保険にどの金額で入ったらよいか分からない。元気な時に自分が死ぬことを想定している人はいない。生命保険を例にとれば、先のことは分からないので自発的に入ることが少ないのです。

でも、必ず一定の数の人が亡くなったり、病気になったり、事故にあったりしています。起こることはまれかもしれないが、一旦おきたら自分や家族の人生の大惨事になってしまうようなことを救うもの、それが保険です。例えばこんな風に。

  • 生命保険:残った家族が何年か生きていく、子どもが予定の教育を受けることができるために
  • 就業不能保険:働けない状態になった時でも生きていくために
  • 賠償責任保険(損保):あなたの重過失で1億円の損害賠償請求されたときのために
  • 自動車保険(損保):誤って車で人を死なせてしまったときのために

<生命保険料の仕組み>
生命保険料は、純保険料+付加保険料で構成されています。
純保険料は予定死亡率に比例します。予定死亡率の統計は各社ほぼ同じです。平成25年簡易生命表によると、ゼロ歳児10万人が下記の年齢になった時の年間死亡者数は、30歳男63人、50歳男276人 30歳女32人 50歳女157人。50歳は30歳の約5倍近い死亡者数=純保険料も高くなる。男性は女性の約2倍近い死亡者数=純保険料も高くなる。

付加保険料は、各社の経費部分に相当するので会社によってかなり異なります。
当社は、子育て世代の保険料を半分にしたいと願っていますが、この部分の経費を極限にまで切り詰めることによって実現を目指します。

<期間>生命保険の期間をどう選ぶか
50歳満期になっていて、そこから新しく入り直すとその時点での保険料はかなり高くなります。子どもがいる人は、子どもにお金がかからなくなるまで、年金がもらえるようになるまで加入しておくのがお勧めです。60歳まで?65歳まで?

<金額>生命保険の金額
決まった法則はありません。とりあえず無理なく払える保険料で加入しておいて、必要に応じて増やせばよいのです。

<就業不能保険とはどのようなものか>*余り知られていない優れもの

  • 就業不能状態になった場合は当社では10~50万円/月を65歳まで、または累計1億円まで支払います。
  • 独りで生きていく人には生命保険より自分のために役立ちます。
  • 働けない状態がいつまで続くか分からない時でも、長期給付の安心感があります。当社では医療関係者の加入率が高いと言われています。
  • 年齢が高くなっても料率がそんなに変わりません。

どうでしょうか。一度保険を見直してみませんか。
またぜひ以上の内容を踏まえて、ご自身の年齢、男女の保険料の違いなど、ご自身で当社の見積もりトライをしてみて下さい。

執行役員 鈴木 原

※2015年3月10日「ライフネット生命保険 社員ブログ」より