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前回、「共働き夫婦が家を買うとき、ローンや保険はどうすればいい?」にて、住宅ローンの種類や、それに付随する団体信用生命保険とは何かなどについて、詳しくアドバイスをしてくれた不動産コンサルタントの田中歩さん。今回はより具体的に、買うならマンションか戸建てか、リノベーション物件か、買うときの注意点などについて、お話をうかがいました。

■マンションと戸建て、購入金額が同じ場合でも最終的に掛かるトータルの費用は違う? ローンの組み方は変わる?

住まいを購入すると、そのあとに継続的にかかる費用があります。それは、マンションと戸建てで共通する費用、毎年の固定資産税と都市計画税です。
マンション特有の費用としては、毎月かかる管理費と修繕積立金、お車をお持ちの場合は駐車場使用料などが挙げられます。特に、修繕積立金は築年数の経過とともに上昇する(新築時の2倍~4倍)のが一般的ですので、長期的なキャッシュフロー(収入と支出の動き)をきちんと見積もっておき、将来にわたって支払えるかどうかを確認しておきましょう。

戸建てについては、購入後一切修繕をしなくてよいということはあり得ませんので、一定の修繕費を毎月積み立てておく必要があります。ちなみに新築戸建ての場合、建物価格の1%程度を毎年修繕積立金としてストックしておくと安心です。10年から15年に1度、屋根や外壁の防水工事、給湯器交換など(約100万~200万円程度)を行うと住まいはとても長持ちします。こうしたメンテナンスを怠ると後で思わぬ修繕費がかかることがあるのです。

住宅ローンを無理して借りてしまうと、こうした継続的にかかる費用が支払えなくなるリスクもありますので、無理のない住宅ローンかどうかをきちんと検証しましょう。

■最近流行りの中古住宅のリノベーション。注意点はある?

中古住宅のリノベーション物件は、以前に比べて人気が出てきています。新築に比べて割安感がありますし、自ら好きなようにお部屋を作ることができる点が人気の秘密のようです。

リノベーション済の物件の場合、一番注意したいのは設備が交換されているかどうかです。表面だけはきれいになっていても、給湯器や給排水管が古いままですと、漏水トラブルに巻き込まれるケースがあります。どのように工事された物件なのかよく確認するとともに、第三者によるホームインスペクション(住宅診断)を契約前に実施しておくとよいと思います。

中古住宅を購入して、自分でリノベーションする方も増えていますが、その場合は住宅ローンの組み方がポイントになります。

従来は住宅ローンを組んで中古住宅を購入し、そのあとで金利の高いリフォームローンを組まなければならないケースが多かったのですが、最近では、住宅ローンとリフォームローンを一括で、金利の低い住宅ローンとして借りることができる商品がいくつも出てきていますので、リノベーション物件を購入の際検討しない手はないと思います。
注意すべき点は、リフォーム会社も銀行に審査される場合があるため、必ずしもお好きなリフォーム会社を選べないことがあるという点です。

■家を買うなら、子どもが生まれる前or後、どっちが良い?

結論から申し上げますと、どちらが良いという話ではないと思います。

大切なのは、子育てとお仕事を両立できない期間(お給料が減る期間)の対応方針をきちんと考えているかどうかです。また、お子さんの「教育資金」、夫婦の「老後資金」も視野に入れた、一生の資金収支計画を立てているかどうかということもポイントになります。

お子さんが生まれる前からこうしたことを考えておけば、いつ住まいを買っても問題はないでしょう。強いて言えば、生まれたあとのほうがリアルに計画が立てられるというメリットはあります。

なお、子どもにかかる教育資金、老後生活のための老後資金、そして住宅資金の三つを「人生の三大資金」と言います。いずれも大きな支出を伴うものですが、遠い先の老後についてはあまり考えず、住宅資金と教育資金にウェイトをかけすぎてしまい、老後生活が破たんしかねないという場合も考えられますので、これら三大資金のバランスをよく考えた上で、住まい購入の検討をされるとよいと思います。

<プロフィール>
田中歩(たなか・あゆみ)
慶應義塾大学経済学部卒業後、三菱UFJ信託銀行(旧三菱信託銀行)入社。不動産売買・活用・ファイナンスなどの業務に17年間従事した後、2009年あゆみリアルティーサービスを設立。ライフシミュレーション付き住宅購入サポート、ホームインスペクション付住宅売買コンサルティング仲介、不動産相続コンサルティングなど、ユーザー目線のサービスを提供。NPO法人日本ホームインスペクターズ協会理事、宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、国家資格1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

ライフネット生命保険プランナーからのワンポイントアドバイス
●家を買うときは、生命保険も見直そう


住宅を購入すると、ローンの支払いだけでなく、田中さんのご指摘の通り、さまざまな出費が続きます。今後長くかかるそれらの費用や、将来のお子さまご誕生などを考えると、できるだけ月々の固定費である保険料などは抑えて、少しでも手元で自由になるお金を確保したいですね。

ライフネット生命保険では、お手ごろな保険をご用意しています。また、住宅ローンを組む際には、2016年6月に発売になった就業不能保険「働く人への保険2」もご検討ください。スマートフォンからは親指1本で保険料のお見積りができますので、ぜひアクセスしてみてください。

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