「以前入院したときに、加入していた保険の請求をしそびれていた!」

保険に加入していたことを忘れていたり、保険証券が見つからずに探しているうちにそのままになってしまったり……。後で確認をしようと毎日を忙しく過ごしていると、意外とこのようなことがあるのではないでしょうか。

請求しそびれていた保険は、果たして請求できるのでしょうか? できるとしたら、いつまでさかのぼることができるのでしょうか?

■あきらめないで! 請求しそびれていた保険

過去に入院や手術、ご親族の死別などがあって、保険に加入していたことを後から思い出したり、わかったりすると、「保険金を請求できなかった!」と後悔の念が頭をよぎると思います。

ですが、そこであきらめてしまってはもったいない。実は、保険は過去にさかのぼって請求することが可能なのです。

ただし、さかのぼれるのは、基本的には保険の請求権利が発生してから3年です。

また、離れて暮らしている親が亡くなった場合、保険証券が見つからなかったり、そもそも保険に入っていたか当初わからず、あとから加入が発覚したりすることもありえます。その場合の死亡保険も、請求できる期限は、加入者が亡くなられてから3年です。

普段から、ご自分やご家族がどのような保険に入っているか、リストにまとめたり、保険証券の置き場所をまとめておく、家族に自分が加入している保険会社の名前や連絡先を伝えるなど、もれのないようにしておくことをおすすめします。

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