アスリートが真剣に競技に取り組む姿に、ワクワクしたり、ハラハラしたり・・・。いろいろな気持ちを体感させてくれるアスリートたちが、競技の外でも人の心を動かす活動をしていることは、それほど知られていないかもしれません。一般社会でもスポーツマンシップを発揮するアスリートの社会貢献活動を応援しよう!と呼びかけるプロジェクト「HEROs Sportsmanship for the future」の運営を担当する日本財団の高木萌子さんにお話をうかがいました。
当記事はFMラジオJ-WAVE「JK RADIO TOKYO UNITED」の番組で、世の中をもっと楽しく、グッドにするためのアクションを紹介する『COME TOGETHER』より許可を得て転載しています
■HEROs Sportsmanship for the futureとは?
さまざまな競技に取り組むアスリートが「日本財団HEROsアンバサダー」として集まり、社会貢献活動を広げていく仕組みです。世界で活躍するアスリートたちがキャプテンになり、ソーシャルイノベーションを創り上げます。これまで見たこともない、ワクワクする社会貢献活動を目指しています。
■発足に至ったわけは?
アスリートがスポーツマンシップを発揮できる場所は、競技場の中だけではありません。社会とつながり、社会の助けとなる活動を積極的に行うのもスポーツマンシップと考えられます。しかし競技場の外でのアスリートの活動が注目されることは世界的にも少なく、実践しているアスリートも限られています。“HEROs”は、現役時代も引退後もアスリートが、社会とつながり活躍できる仕組みを広げていくために、アスリートの声を集めて活動を開始しました。
■どのようなアスリートが参加していますか。
サッカー元日本代表選手の中田英寿さんや、なでしこの川澄奈穂美さん。ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザーを務めている松井秀喜さん。栃木ブレックスで活躍しているバスケットボール選手の田臥勇太さん。パラスポーツからも、パラアイスホッケーの上原大祐さん、パラ水泳の河合純一さん、車椅子バスケットボールの元日本代表・根木慎志さんなどがいます。
■プロジェクトについて教えてください
- 【HEROs ACADEMY】若手アスリートやチームを対象に、社会とつながるスポーツマンシップのあり方、発揮の方法を伝え、次世代の人材育成とサポートを行います。
- 【HEROs ACTION】さまざまな社会貢献活動とアスリートやチームをマッチングさせ、社会のためのスポーツマンシップを発揮する場を提供するプログラムです。
- 【HEROs AWARD】社会のためにスポーツマンシップを発揮した選手やチームを表彰し、アスリートの社会貢献活動を促進させるアワードです。 より詳しい活動内容や参加するアスリートについては、ウェブサイトをぜひご覧ください。
<インフォメーション>
HEROs Sportsmanship for the future
●http://sportsmanship-heros.jp/