はじめまして!
4月にライフネット生命に新卒4期生として入社しました、花谷 航太郎(はなや こうたろう)です。

2013年に入社した先輩の徳山は入社2年目となり、私が1年目の視点でブログを書くことになりました。来年度が始まるまで、ライフネット生命での仕事や社内の様子や私自身の経験を中心にお伝えしていきます。

SFCキャンパスまずは、私の自己紹介をします。私は、小中高と神奈川の地元の学校に進み、大学は慶応義塾大学の湘南藤沢キャンパス(通称SFC、写真)に進学しました。SFCは、ご存じの方も多いと思いますが、三田や日吉キャンパスからは遠く離れた藤沢、といっても東京から1時間、さらに最寄駅からもバスで15分以上かかる、畑や牛や鶏…自然に囲まれた…本当になにもないところにあります。

SFCは、1990年に開設された新しいキャンパスで、新しい道を切り開くという精神があり、起業家やNPO・ベンチャーに就職する卒業生が多いことが特徴的です。同級生にも、在学中にベンチャーを始めたり、まだ立ち上がってもいないけれど、有望なベンチャーに飛び込みで就活をしたりという友人が珍しくありませんでした。

ライフネット生命を志望したのは、そうした友人に影響を受け、業界に変化を起こしているベンチャーでいろいろ挑戦してみたいと思ったことが、まずひとつ。そして、「私たちは、自分たちの友人や家族に自信をもってすすめられる商品しか作らない、売らない。」という当社のマニフェストが好きになったことも、大きなきっかけです。詳しい志望動機や就職活動については、今後のブログで綴っていきたいと思います。

「重い課題」などの選考を経たのち昨年8月に内定を受け、今年4月1日に無事、入社式を迎えました。

ライフネット生命の入社式では新入社員が入社後の抱負を発表するのですが、私は「まず、自分の周囲半径5mにいる人たちに影響を与えられる人間になります!」と宣言しました。

本来、こういう場では、「100年後世界一の会社となるよう貢献したいです!」「全力で成長します!」といった、もっと気合のある挨拶をすべきだったのかもしれません。

それでも、「半径5m」という言葉が頭によぎったのは、大学時代に経験したインターンがきっかけとなっています。具体的なインターンの内容については今後のブログで綴っていきます。

国内の接客業の会社でインターンをしていた当時のこと。担当していた案件の売上が立たず悩んでいたところ、上司に「自分たちの給料って誰が稼いでくれてるんだっけ?」と問い質されたことがあります。当時の私は、給料を稼いでいるのは、現場のスタッフであるということを忘れ、エクセルの数字と睨めっこしているだけでした。目の前の現場のスタッフが何を求め、どういうモチベーションで働いているのか理解していませんでした。そこで、まず目の前の人と向き合い、できるところから改善をしていくことで、信頼してもらうことの大事さを、身をもって学びました。

こんな出来事があり、入社にあたり、先の目標や自分自身の成長を意識するのと同じぐらい、まず顔の見える半径5mの人々と向き合い、信頼関係を築いていこうと思いました。自分が置かれている今、この場から始めていくという意味で、「自分の周囲半径5mにいる人たちに影響を与えられる人間になります!」と宣言しました。

こうした経緯で、入社式で、宣言をしたところ、会長の出口からは即座に、
「半径5mといわず、半径10mまで広げてみて。」
との突っ込みが。
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まだまだ気持ちと行動が空回りすることがたくさんあって、怒られ落ち込む毎日ですが、笑顔を忘れず、身近なところからコツコツと、がんばりたいと思います。
よろしくお願いいたします!