聴診器と一万円紙幣お申し込みサポート部の伊藤です。

ライフネット生命の社員ブログにある保険関係の話は、だいたい自分やその周りで何か事故等があって、「保険があってよかったね」という綺麗な話ですが、今回は残念ながら「入っときゃよかった」という後悔の話です。

7月、うっかり救急車で運ばれました。

三連休最終日の月曜日、朝起きると熱がある。前日前々日の豪雨に運悪く遭遇し、結構やられていたので体が冷えたかと思いました。

しばらくちゃんと休んでなかったので、いい機会だと思って水を飲んで寝ていると、今度はお腹がいたい。あれこれはおかしいぞと思いながらトイレに行くと、今度は気持ちが悪い。あれこれはもしかしてと思う間もなく、上と下が大洪水。

実は、去年・一昨年と、ウィルス性胃腸炎だったり急性胃腸炎にかかっているのですが、そのときとちょっと痛みの具合が違う。痛みそのものはやや控えめなわりに、波がない。時間の経過とともにどんどん痛くなっていく。気持ち悪さもそこまでではない。

……もしや盲腸?

盲腸こじらせて大変なことになりかけた知り合いがいることも拍車をかけて、わりと不安になります。挙句、狭いトイレで1時間以上も全身から出せるだけの水分を出しているわけで……。見事に脱水症状となり、トイレから動けなくなりました。

ここでギブアップ。せめて単なる胃腸炎なのかそうじゃないのかだけでもはっきりさせたいと思い、救急車を呼びました。近くの病院に搬送され、点滴と血液検査。

結論からいうと、単なる急性胃腸炎でした。点滴して安静にするうちに痛みも波が出てきて、その日のうちに病院を追い出されました。

そして、本題はここからです。

私は当社の医療保険に入っていたのですが、5月の新商品発売「前」に入ったものでした。そして、その旧タイプの保険商品では、宿泊のない「日帰り入院」は入院給付金の給付対象外でした。今販売されている新しい医療保険では日帰り入院も給付の対象になっています。

要は、今回の私の入院では「入院給付金は出ない」わけです。

保険の切り替えはいいことばかりというわけではありませんが、あえてまとめサイト風に言えば、「『早めに(新しい商品に)切り替えたほうがいいよ』と社員に言われながらも放置していた結果www」というところです。今回は大した費用はかかりませんでしたが、これで万単位のお金がもしかかっていたら……。

医療保険はなかなかいつまでに入ろうという目安が作りづらいものですが、「入れるうちに入っといたほうがいい」というのは、やはりひとつの黄金率なのかもしれません。身を持って保険加入のタイミングを知ったのでした。

※2014年07月29日「ライフネット生命 社員ブログ」より