2インターネットを活用して新しい生命保険サービスを提供するライフネット生命は、定期的にネットを活用した生活者の意識調査を行っております。今回はバックナンバーのなかから、「ビジネスパーソンの携行品に関する調査」を紹介しましょう。調査対象は、ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする20~39歳の有職者(アルバイト・パートを除く)で、有効回答は1,000名です(2010年実施)。

  • 携帯音楽プレーヤーの持ち歩き 20代前半ビジネスパーソンでは50.0%
  • 「ペンへのこだわりがある」20代で5割
  • ビジネスパーソンが将来持ちたいと思うペン 1位「モンブラン」

■携帯電話・スマホのほか、20代は音楽プレーヤー、女性はデジカメを持ち歩く

普段持ち歩いているガジェット(小型の電子機器)を複数回答形式で聞いたところ、全体では携帯電話(スマートフォン含む)98.2%、次いで携帯音楽プレーヤー38.0%、USBメモリ24.5%、デジタルカメラ18.7%という結果になりました。

デジタルカメラについては男性11.4%、女性26.0%と、女性のデジカメ好きが目立ちます。また、携帯音楽プレーヤーについて年代別にみると、20代前半50.0%、20代後半41.2%、30代前半34.0%、30代後半26.8%と、若い年齢層の持ち歩き率が高い傾向が見られました。

ちなみに持ち歩いているガジェットの個数を算出すると「1個」38.0%、「2個」30.2%、「3個」16.9%、「4個以上」は14.1%でした。

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■ビジネスパーソンが将来持ちたいと思うペン 1位「モンブラン」

普段持ち歩いているペンの種類を複数回答形式で聞いたところ、「ボールペン」が最も多く89.0%、「シャープペンシル」48.6%、「鉛筆」7.9%となりました。

ペンへのこだわりがあるか聞いたところ、全体では『こだわりがある』は49.1%(「非常にこだわりがある」8.2%、「ややこだわりがある」40.9%の合計)、『こだわりがない』は50.9%(「あまりこだわりがない」33.9%、「まったくこだわりがない」17.0%の合計)という結果となりました。性別・年齢別にみると、『こだわりがある』との回答が最も多かったのは20代前半の女性で60.8%でした。最も少なかった30代後半の男性(32.8%)と比べると28ポイントの差で20代前半の女性が高くなっています。
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普段持っているペンのメーカー・ブランド名を複数回答形式で聞いたところ、全体では「ゼブラ」47.0%、「パイロット」45.4%、「三菱鉛筆(uni)」33.2%、「トンボ」32.5%となり国内メーカーのペンの所持率が高い傾向がみられました。
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また、将来持ちたいペンのメーカー・ブランド名を複数回答形式で聞いたところ、「モンブラン」(25.3%)、「パーカー」(11.9%)、「プラチナ万年筆」9.6%と、万年筆で知られているメーカーが上位にあがりました。

日々進化していくデジタルガジェットがカバンの中で覇権を争うなか、アナログ文具の老舗ブランドに対する憧れは不動のようです。

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