14102103_0インターネットを活用して新しい生命保険サービスを提供するライフネット生命の市場調査の中から、「オトナの食育に関する調査」をご紹介します。

2005年に「食育基本法」が成立し、「食育」という言葉が一般的に浸透するようになりました。学校など教育の場で「食育」が行われていても、オトナが改めて「食育」を学ぶ機会は案外少ないのではないでしょうか。そもそも、食育とは何か、という認識から、「この人から教わりたい有名人」まで、食育にまつわるデータをご覧ください。

[調査期間]2013年9月20日〜9月24日
[調査対象]20代〜50代の男女
(ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする)
[調査方法]モバイルリサーチ
[有効回答]1,000名

・食育とは?「食文化を学ぶこと」(64.6%)、「外食を控えるのも食育」(10.2%)
・「食育」の場は家庭よりも学校へシフト
・薄れる季節感が影響?20代の3人に1人が“たけのこは秋が旬”と誤解
・食育を教わりたい人は、栗原はるみさん、速水もこみちさん、道場六三郎さん

■オトナに聞く「食育」へのイメージ

オトナは食育についてどのようなイメージを持っているのでしょうか。
本調査では、食育とは「食文化を学ぶこと」(64.6%)、「食材の栄養素を学ぶこと」(60.5%)、「食べ残しやゴミを減らすこと」(50.0%)と認識しているとの結果になりました。他にも、食育のイメージは広範に渡り、「ゆっくり食べること」(27.8%)や「自分で野菜を栽培すること」(23.3%)、「食卓や食器など食環境を整えること」(23.3%)も食育の一環であると考える人も2割程度見られ、食育に関するさまざまな取り組みの情報が発信される中で、食育という言葉のイメージは広がりを見せているようです。

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■「食育」の場は家庭よりも学校へシフト!?

食育を受けたシーンとしては、「家庭」(53.7%)や「学校」(50.3%)の割合が約半数となりました。年代別に見ると、「学校」での食育経験は若い年代で高くなる傾向(20代64.0%>30代52.8%>40代39.2%)が見られましたが、「家庭」での食育経験は若い年代で低くなる傾向(20代44.4%<30代54.8%<40代55.6%<50代60.0%)が見られました。

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■20代の3人に1人が“たけのこは秋が旬”と誤解

旬のものをいただくのが、食育のなかで重要な要素のひとつですが、旬の時期が「秋」だと思う食材を聞いたところ、20代の3人に1人(36.8%)は「たけのこ」が秋に旬を迎える食材だと思うと回答しました。

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■この人に教わりたい“食育タレント”、オトナ女子の人気は「栗原はるみ」さん、「速水もこみち」さん

家に招いて食育を習いたい著名人を自由回答形式で聞いたところ、最も多かった回答は「栗原はるみ」さん(63件)、次いで「速水もこみち」さん(47件)、「道場六三郎」さん(40件)、「川越達也」さん(36件)と続きました。
ちなみにオトナ女子からの人気が高かったのは、「栗原はるみ」さん、「速水もこみち」さんで、オトナ男子からの人気は、「道場六三郎」さん、「川越達也」さんでした。

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そのほか、3つの「コショク」(固食・孤食・個食)、子どもがいる家庭での実態など、毎日の食について、改めて考えてみたくなるさまざまなデータが出ています。

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