14112501_1こんにちは。企画部の森です。
週末を利用して家族と東北へ旅行にいってきました。

最大の目的は、息子が大好きな東北新幹線(はやぶさとスーパーこまち)に乗車することでしたが、旅先ではときどき食卓でお世話になっている小岩井農場を訪ねてきました。子どもたちに動植物と触れ合える機会を提供しようと思っていたのですが、行ってみたら退役した蒸気機関車の見学で一番盛り上がるなど、全体を通じて鉄分摂取がテーマの旅行となりました。

思い返してみると、自分が小さかった(とはいっても小学生くらい)頃も、両親が山や海に連れて行ってくれていましたが、当時の自分は経験をさせてもらっているという自覚は全くなかったように覚えています。

親の気持ち子知らずなどど言われたりしますが、一方で、自分が親になって初めて自分の親の気持ちが分かるようになったという方も多いのではないでしょうか。
我が子の誕生日には、お祝いのケーキや喜びそうなプレゼントを用意してその健やかな成長を祈る訳ですが、少し前までは自分がその対象だったんだなとしみじみ感じます。

このように、自分の立場が変わったことによって、これまで見えていなかったモノが見えるようになることもありますが、逆に、これまで見えていたモノが見えなくなることも世の中には多いように感じます。

接客業のお仕事を経験された方の多くは、上司等から「お客さまの目線に立って」と言われたことがあるのではないかと思いますが、これは、自分がお客さまの立場にいたときは当たり前のように感じることができるのに、接客する側の立場になると意識しなければ同じようには行動できないということだと理解しています。

ライフネット生命には、24箇条のマニフェストがありますが、その一つに下記のようなものがあります。

「一人一人のお客さまの、利益と利便性を最優先させる。私たちもお客さまも、同じ生活者であることを忘れない。」

何の気なしに読むと当たり前のことのようにも感じますが、上記の通り、商品・サービスを提供する側になると、それを利用する側の視点が疎かになりがちであるという点は、生命保険業にも共通だと思います。そして、言うまでもないことですが、これはライフネット生命も例外ではありません。

マニフェストの最後は下記のように締めくくられていますので、これからも視座高く精進していきたいと思います。

「このマニフェストを宣言で、終らせません。行動の指針とします。私たちの出発を、見つめていてください。」

※2014年7月31日更新「ライフネット生命保険 社員ブログ」より