829499708a199fd6082039a054e52dfa_m 昨年4月に娘が小学生になりました。 子育て世代の間でよく話題に上る「小1の壁」について、一年を振り返るには少し早いですが、我が家にどのような影響があったかを書きたいと思います。

■そもそも「小1の壁」とは

デジタル大辞泉によると、

主にワーキングマザーが、子供の小学校入学を期に仕事と育児の両立が困難になること。延長保育制度がある保育所に対して学童保育は終了時間が早いことや、保護者会・授業参観など平日の行事が増えることが原因。

とあり、一般には、ワーキングマザーにとっての問題として語られるようです。 マザーに限らず、ファザーにとっても問題だと思っていたので、いきなり勘違いしていました。。

■我が家に「小1の壁」はやってきたのか、また、それを乗り越えられたのか

「小1の壁」は、我が家にも例外なくやってきました。 以下、我が家にとっての主な壁3つと、それらへの対処を記載します。 “目からウロコ”のようなスゴイ対処法をお披露目したいところですが、そんなものはありませんのでお許しください。

<壁1>
学童保育の終了時間が保育園時代に比べて早いけど、私と妻どちらがお迎えに行くんだよ問題。

対処: 私が夕方のお迎えをするには定時前に退社する必要があるため、非現実的だよね、という理由で妻がお迎え担当となりました。その分、朝の見送りは私が担当しています。 朝晩の担当を分けているので、仕事がいっぱいあるときでも、お互い仕事の時間を確保できています。

あと、週に一度 “ファミリーサポート制度”を利用して、ご近所さんに私たちの代わりに子どもたちを迎えに行ってもらう日も設けています。 この日は、妻も、会社に夜残って仕事ができるので、落ち着いて仕事ができるようです。また、この日は、ご近所さんに20時頃まで預かってもらえるので、私が子どもたちを引き取りに行くようにしています。

<壁2> 夏休みなどの長期休暇の期間は、お弁当を持たせなきゃいけなくて、朝がいつも以上に忙しい問題。

対処: 娘に自分で弁当を作らせてます。「前の日の残りのおかずと冷凍食品を詰めさせている」と言ったほうが正確ですが、それでも自分で作るので親としては大助かりです。 この1年間は、娘も自分で楽しみながら作ってくれましたが、今後「自分で作ってるお友達なんていないのに、なんで私は‥」と言い出したら、どうしましょう。。

<壁3> 悪天候による自宅待機やインフルエンザ等で学級閉鎖になったら、学童保育も開かない問題。(保育園時代は、どんなことがあろうと「保育園閉めます」なんてことはなかったのですが、学童保育はそうではありません。)

対処: まだ一人で留守番できる年齢でもないので、どちらかが会社を休みます。 または、隣りの町に住んでいる義母にヘルプに来てもらったりすることもあります。 以上、簡単ですが、私が感じた3つの壁でした。

他にも、子どもにとっては、保育園時代と違って、お兄さんお姉さんと一緒の部屋で過ごすなどの環境変化もあります。 いろいろ考えると、(何かあった時に気づきやすいように)日々の出来事を話す時間を確保しながら、家族みんなで規則正しい生活をして体調を整えるのが一番かもしれません。

※2015年2月13日「ライフネット生命保険 社員ブログ」より