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3歳の娘が、キックバイクを乗りこなせるようになってきました。ちょっと早いと思いつつも、一昨年末に買い与えてから苦節1年半。親譲りの慎重派(要するにただのビビリ)らしく、相応の時間がかかりましたが、走っても追いつけないほどのスピードで遠ざかって行く様子には成長を感じました。

さて、このキックバイク、触れ込みでは、乗りこなすことでバランス感覚が養われ、補助輪なし自転車にもあっという間に乗れるようになるとの代物。もしかして、もう自転車も乗れるのでは? と、公園でレンタサイクル(補助輪付き)にチャレンジしてみました。

すると……

期待に反して、全く乗れませんでした。

バランス感覚以前に、ペダルのないキックバイクに慣れすぎて、ペダルのこぎ方がわからないようです。

教えるほうも教えるほうで、「上の足をグッと」とか、「足をペダルにペタッとくっつけてクルッと」とか、擬音を用いた説明しかできません。まるで、昔テレビで見た長嶋監督(ミスター)のバッティング指導のよう。

その結果、当然ながら、自転車は手押し以外では全く進まず、親子でいろいろなセンスのなさを思い知らされました。

それ以来、まずはペダル、ということで、ほとんど乗っていなかった、新品同様の三輪車を引っ張り出して特訓中の日々です。案の定、なかなかペダルがこげませんが、きっと親譲りの慎重さがちょっと邪魔をしているだけで、いつの間にか、スイスイとペダルをこぐ日が来るのでしょう。その日を楽しみに待ちたいと思います。

そう思いながらも、暑い陽射しの下、汗をダラダラかきながら、手押しで三輪車を押し続けるのも辛いので、ペダルをこぐコツを教える名文句があれば、ぜひ教えてください。

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企画部 近藤