こんにちは。広報の原です。

実はつい最近、初めての入院をしました。
幸いにも大病ではなく、短期間で退院して職場復帰も果たし、元気を取り戻しつつあったある日のこと……

母特製の退院祝いの鯛の塩焼。まさかこのあとまた病院に舞い戻るとは……

母特製の退院祝いの鯛の塩焼。まさかこのあとまた病院に舞い戻るとは……

階段を小走りで移動していた最中に、最後の5段ほどを踏み外し勢いよく踊り場に転倒!
大人ではなかなか見ないほど派手にひざをすりむきましたが、大したことはないだろうと絆創膏を何枚か貼って会議に参加しました。
すりむいたひざを同僚に見せながら、マンガのような転倒のシーンを思い出し笑っていました。

ただ、時間が経つにつれてどうもひざよりもひじの方の痛みが増すため、まわりに促されてクリニックに行ってみたら、なんとひじ部分をしっかりめに骨折していました。
着地の際にひざを軽くこすりつつ、ひじで全体重を支えてしまっていた模様です。
先生いわく、今回は添え木をあてる治療で済んだけれど、もう少しで手術の必要があったとのこと!
あやうくたて続けに入院するところでした。

ということで、今回初めて使わせていただいた「高額療養費制度(*)」に感謝している次第です。

仮に今の制度がなく、転倒のタイミングが入院と同じ月でかつひどい骨折をしていたら、かなり高額の入院費用と手術代、検査代、投薬代などの治療費を1度に用意する必要があったわけです。
病み上がりはどうしてもぼーっとしてしまいがちで、実は1番ケガなどをしやすい時期なのでは? ということを今回感じましたが、もともと高額療養費制度は、私のようなケースも織り込み済みなのかもしれません。

さらに今回の経験で改めて思ったのは病気になると治療費以外にも何かとお金がかかるということ。
例えば体が思うように動かないために使う便利なサービスやモノ代なども含まれます。
高額療養費制度があり、かつ今回は2つとも比較的短期間の治療で済む病気だったので良かったものの、これがもし長期間仕事を休まざるをえない大病で費用がかさむようなものだったら……と思うとひやっとしました。

と、病み上がりに階段で転んでからしばらく、お金について深刻に考えた次第ですが、まさかの連続3回目の通院などということにならないように、歩きながらの考えごとはほどほどにしたいと思います!

みなさんも病み上がりの思いがけないケガなどには十分お気をつけください。

*高額療養費制度……1か月間(1日から月末まで)に同一の医療機関でかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。

※2015年8月6日「ライフネット生命保険 社員ブログ」より

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