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ライフネットジャーナル オンライン編集長の岩田です。ライフネットジャーナルは2014年8月28日にスタートし、ちょうど2周年を迎えます。開始から今日の更新(8/30)まで、この原稿を含め382本の記事を公開。継続は力といいますが、毎週、記事の企画出しから、原稿チェック(時には催促も(笑))を積み重ねてきた賜物と感慨もひとしおです。個人としては、普段の仕事では接点の無い方からじっくりお話が聞ける機会を多くいただけたこと、このサイトが当社を知るきっかけになったお客さまが多数いらっしゃることが、何よりも継続して良かったと感じています。

改めて、ライフネットジャーナルのサイトコンセプトは「人生と仕事とお金について考える」です。当社のお客さまの中心は30代の方で、その方が将来的に保険について検討するタイミングになった時に当社のことを第一に思い出していただけるよう、このサイトでは「読んで得した」「タメになった」という読後感のある情報を引き続き提供していきたいと考えています。

この節目のタイミングに、直近1年間の記事の中から、特に印象に残っているものを独断でご紹介することで、当メディアを振り返っていきたいと思います。

■同性パートナーと生命保険、LGBT当事者への理解を深める

2015年11月より、生命保険の保険金受取人として「同性パートナー」を指定できるようになりました。このタイミングにあわせて、LGBTをめぐる問題の啓蒙活動をされている方々への取材を連載いたしました。

LGBTが働き続けられる職場を実現するには? 虹色ダイバーシティ村木真紀さんに聞く

「LGBTなど性的マイノリティがいきいきと働くことができる職場づくり」を支援するNPO法人、虹色ダイバーシティ代表の村木真紀さん。自身もLGBT当事者である村木さんが、なぜ「LGBTが働きやすい職場づくり」を支援する団体を立ち上げることになったのか? 日本の「職場」においてLGBT理解を進めていくために何が必要なのか? 聞いてみました。
村木:カミングアウトをするかしないかは人それぞれです。職場の場合、カミングアウトするのは、「何かあったときにLGBTだと知ってもらっておいたほうが安心だから」といった心理的な安心のためが多いです。

もちろん、具体的な要望がある場合もあります。たとえば自分に何かあったとき、会社が緊急連絡先として登録しているのは両親ですよね。でも、そこに同性パートナーも加えてほしいとか。トランスジェンダーの人だったら、どうしても男性用(または女性用)のトイレを使うのが嫌だとか。相談を受ける側は、LGBTだからこうだろうと決めつけずに、一人一人の具体的なニーズを聞いて、対応を検討するという認識があればいいと思います。

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LGBT関連の記事は他にもございます。

 

■日本ラグビーの躍進を支える「逆転の指導術」とは?

2015年秋のラグビーワールドカップ、16年夏のリオ・オリンピックと選手の活躍に盛り上がった1年だったと思います。特に日本が苦手としていた競技で初勝利やメダルを獲得する機会も多く、そのたびに選手はもちろん、監督やコーチにも同様に脚光が当たりました。多くのビジネスパーソンがスポーツの指導法がビジネスの世界にも転用できないか考えていたようで、監督の名言集やコーチング関連の書籍に手を伸ばされた方もいらっしゃるのかと思います。

中竹竜二さんに聞く、日本ラグビーの躍進を支える「逆転の指導術」とは?

日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター、U20ラグビー日本代表ヘッドコーチを務める中竹さんに「良いコーチ」の定義について聞いてみました。

中竹:基本的にはマネジメント能力が優れていることが一番重要ですね。もう少し具体的に言うと、「ゴールを明確に示すことができるかどうか」です。

例えば練習のメニューを組むときに、ゴール設定がないコーチっているんですよ。昔から良しとされてきた練習だからやる。そういう方が少なくないんです。しかし本当は、「こういうゴールに向かうためには、この練習が必要なんだ」と結果から逆算できなければ意味がない。それはなぜか?

ゴール設定が明確でないと、戦略を立てられません。そして戦略がなければ、結果を後から振り返って修正することができないんです。企業でいうPDCAサイクルと似たようなものですね。

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■男の育休について考えてみた

以前からやってみたかった、企業メディアサイト同士のコラボ企画。「ライフネットジャーナル オンライン」とサイボウズの「サイボウズ式」とのコラボレーションにより、ライフネット生命とサイボウズで育児休暇(育児を理由とした有給取得も含む)を取得した男性社員4名による座談会が開催されました。

正直、男性が育児で休むって不安ですか?──ライフネット生命×サイボウズ式座談会

──実際に育休を取得されたとき、家族の反応はいかがでした?

ライフネット・加納:1人目は6年前だったので、まだ男性の育休取得が世の中で話題になっていませんでした。だから、特に家族の会話に育休の話題も出ず、取得もしませんでした。でも、今は普通にニュースとかで目にしますよね。だから、2人目のときは取得する気満々で、妻にも早くから、「育休取るよ」って伝えていました。反応はすごく良かったですよ。自分が思った以上に喜んでくれました。「これで安心して産める」って。

肥田:ライフネット生命に入社する前は振替休日も消化しきれないくらいに働いていた時期があったんです。その頃は得意先に呼ばれたら、朝でも夜でも絶対すぐに駆け付けないと……という意識で働いていて、金曜日の夕方に呼ばれて、週明けの朝一に資料作っておいて……みたいなこともありました。

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ともに育休取得を推進している企業であることから実現した当企画。育休取得のための事前準備から、長期間業務から離れる際の心情まで、ざっくばらんに話し合ってもらいました。記事公開後、男性社員からは「参考になった」という声が、また女性社員からは「やっぱり男性は手伝い感覚なのよね」といった嘆き?の声が多数寄せられました。
正解・不正解ではなく、子育てや育休といった子育て世代にとって重要な課題について議論のきっかけが提供できたかと思います。今後も議論を促す記事も提供できたらと考えております。

■保険プランナーが答える保険相談のQ&Aスタート

ライフネットジャーナルの2年目より開始した企画がこの「保険プランナーが答える」シリーズです。「HDI問合せ窓口格付け(生命保険業界)」において、2012年から4年連続で最高評価「3つ星」を獲得した当社保険プランナーが、お客さまからいただくよくある質問に回答しています。

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今後も、インタビュー記事とあわせて、保険検討中の方に役立つ情報も定期的に発信していきたいと思います。3年目のライフネットジャーナルも何卒よろしくお願い申し上げます。

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文/ライフネットジャーナル オンライン編集部