はじめまして!

2019年度定期育成採用で今年の4月に入社した、浅野早希と申します。

大学ではジェンダー学などを学び、サークルや学生団体では、映像制作や演劇、バンド、LGBT関連の認知活動などを行っていました。
趣味は、音楽、ラジオ、映像、読書、人の面白い言動を記録することなど……多趣味なタイプの人間です。

さて、初めてのブログということで、私は「ライフネット生命との出会い」について書こうと思います。

私がライフネット生命と出会い、選考を受け、入社を決めた経緯。これには、私の「性のあり方」が大きく関わっています。

私は『Xジェンダー』というLGBT(セクシュアルマイノリティ/性的少数者)の当事者です。『Xジェンダー』とは、こころの性が男女どちらか片方に分かれない、という性のあり方です。

例えば、男女両方が同時に心の中に存在している「両性」、男女がその時によって変わる「流動性」、男女の真ん中だと認識している「中性」、そもそも自分の性はないと感じている「無性」などが含まれます。
私の場合は、「中性」「無性」の感覚に近いです。そんな私にとって、就職活動は苦痛でしかありませんでした。

なぜなら就活は、男女別ルールの世界だからです。

性別欄には「女」と記入し、女性用スーツに袖を通し、化粧は礼儀だと強要される……私にはそれが耐えられませんでした。男女どちらかにならなければ、就活のスタートラインにさえ立てない。私の気持ちはどん底へと落ちていきました。

2018年の5月、ゴールデンウィーク。

東京レインボープライドという、LGBTや多様性をテーマにしたイベントに参加し、そこでライフネット生命と出会いました。

「ここならそのままの自分をぶつけられる!」と終始楽しみながら選考に参加していき、今に至ります。

出会いから1年。

まだ研修の段階ですが、自分を偽らずにのびのびと過ごせていますし、日々新しい課題と様々なバックグラウンドを持った社員に囲まれていて楽しいです。
「女だからこう」、「男だからこう」と、枠に当てはまって過ごすことを強制されるのではなく、自分のあり方を自分で選ぶことができる場所がもっと増えてほしいなと思っています。

 

人事総務部
浅野