川越の交差点にて

はじめまして。法務部の三浦です。2019年4月に入社しました。
私は現在、埼玉県川越市に住んでいるのですが、川越の紹介とともに、私の自己紹介をしたいと思います。

川越は「小江戸」と呼ばれ、近年では観光スポットとして、日本人のみならず海外から来られる方にもとても人気があります。

商人・職人町、寺町、武家地などの城郭を中心にした町割りの面影は今も色濃く残り、蔵造りの町並みで有名な一番街、藩政時代の政庁が残る川越城本丸御殿(令和4年にかけて川越城遺構の一部復元工事が行われます)、徳川家ゆかりの喜多院や仙波東照宮など、歴史ある建造物とともにその風情を感じることができます。都内からも電車1本で来ることができるというアクセスの良さもあり、日帰り旅行を楽しむ観光客も多いです。
(大宮からは埼京線、池袋からは東武東上線、高田馬場からは西武新宿線でGO!)

私は、観光客が少ない時間帯を狙って川越界隈を走ったり(ランニング)、町の散策をするのが休日の楽しみです。

そんな川越市が1年で最も盛り上がるのは、10月に開催される川越氷川祭の山車行事、通称「川越まつり」です。川越氷川神社の秋の例大祭に行なわれるこのお祭りは、慶安元年(1648年)、当時の川越藩主松平信綱が神輿・獅子頭等の祭礼道具を寄進し、祭の執行を促したのが始まりです。

現在の川越まつりは、10月の第3土・日曜日に行われます。祭りが近くなると、町中に紅白幕が張り巡らされ、会所の設営、山車のきっくみ(組立)が行われます。当日は、近在から囃子方が招かれ山車の上で囃子を行います。氷川神社への社参や町内曳きの後、他町に曳き回しますが、他の山車に出会うと囃子を演奏しあう”曳っかわせ”が見所です。

川越まつりに来ると、ここがどれだけの郷土愛に溢れた町であるかを(参加しなくてもただそこにいるだけで)実感することになります。

ちなみに、ここまで書いておいてなんですが、私は生まれも育ちも埼玉県川越市……というわけではありません。結婚を機に住み始め、途中2年間転勤(前職にて)で離れてはいましたが、どうしても川越に戻りたいという強い希望(我が儘)を妻に言い、今に至ります。

私は、大好きな仲間(上司、同僚)と楽しく(一生懸命に、いきいきと)仕事をして、家族と一緒に好きな町に住んでいるので、毎日が幸せです。みなさんは、どんな素敵な町で暮らしていますか。

法務部
三浦