(画像はイメージです)

今回は3月にライフネット生命へ転職をしてきた田中のブログです。
転職をして最初の給料を受け取った時に、新卒時代に初任給を受け取った時のことを思い出したようです。


3月1日付で中途入社いたしました、経営企画部の田中です。
新卒で入社して十数年お世話になった会社を卒業し、これまでとはまったく違う業種の生命保険業界に飛び込んでまいりました! 早速、勉強勉強の毎日を過ごしております。

そんな私も先月末には、転職して最初のお給料、いわば『二度目の初任給』をいただきました。
これまでも毎月当たり前のように振り込まれてきたお給料も、改めて自分で働いて稼いだのだと思えて、感慨深いものです。
本当の初任給をいただいたときは、きっと、もっとうれしかったに違いありません。

みなさんは、初めてお給料をいただいたときのことを、覚えていますか?

「就職祝いをもらった親戚の〇〇さんにはコレを、△△さんにはアレを買ってきてね」
初任給の支給日が近づいてきたある日、母は私にそう言いました。
最初にいただくお給料の金額は決して多くはありませんでしたが、その使い道は母のアドバイスを参考に決めました。

「お父さんとお母さんにプレゼント買っていくといいよー」
新入社員歓迎会で、当時の上司は私にそう言いました。
当時はこのようなアドバイスも普通でしたが、最近は、上司が部下のお金の使い方にアドバイスをくれることはあまりないかもしれませんね。

就職して間もなくの休日は、父にはネクタイを、母にはお財布を、〇〇さんにはコレを、△△さんにはアレをと、御礼の品々を購入して過ごしたのでした。
お店を何件も回って、これは父には似合うかな、これは母の趣味に合うかなと、真剣に選んだのを覚えています。

あれから十数年、それ以降、両親をはじめ、お世話になった方々に改めてお礼をする機会はありませんでした。ですので『二度目の初任給』をいただいた私は、ささやかながら、プレゼントをいたしました。

けれど、本当の初任給をいただいてから十数年の時を経て、御礼をしようにも、もうできなくなってしまった方もいます。
自分が生まれてから大人になるまで、節目には祝ってもらい、お世話になった方であってもです。

お年玉、
誕生日、
入学祝、
卒業祝、
ちょっとしたお小遣い、
お菓子を買ってもらったこと、
遊びに連れていってもらったこと、
パンクした自転車を直してもらったこと、
一緒にお酒を飲めるようになったこと、
あのときかけてくれた言葉……。

感謝すべきポイントはたくさんありますが、その御礼が初任給でのお返し1回では、きっと少ない。

感謝すべき大事な人には、早め早めに、そして日々、その思いを伝えていかなければと思います。

もちろん、伝えきれない思いもあります。
しかし、その思いは、私の人生の再出発の場となったライフネット生命で、これから関わってくださる方への貢献に変えていけたら良いなと思います!
まだまだ至らぬ私ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

経営企画部
田中