皆さんこんにちは、ライフネットジャーナル編集部です。
健康的に過ごしたい、という思いは誰しも持っていると思います。しかし、いざ健康のために行動しようとしても、何から始めたらいいかわからず、結局何もできない……なんてこと、ありませんか?
そんな人のために、ライフネット生命でデフアスリート社員として活躍中の岡部による健康活動講座を開講いたします!

デフアスリート社員 岡部のプロフィール
岡部 祐介(おかべ ゆうすけ)
1987年生まれ、秋田県出身。
ライフネット生命で人事総務部に所属して業務をこなしながら、陸上選手としての活動も行う。
複数の大会での入賞経験を持ち、デフリンピック(後述)では日本代表として陸上競技400mに2013年と2017年に2回出場。
また、講演活動や社内の健康活動推進にも積極的に取り組み、手話講座やランニング部、「岡部体操」などの企画を実施、ライフネット生命のスポーツ庁スポーツエールカンパニー認定、東京都スポーツ推進企業認定(いずれも2019年度)に貢献した。
 
デフ、デフリンピックとは?
デフ(Deaf)とは、聴覚障がい者・ろう者のこと。
デフリンピック(Deaflympics)とは、聴覚障がい者・ろう者のための国際的スポーツ大会で、オリンピックと同様に4年に一度、夏季・冬季と交互に開催されている。競技内容は陸上、バドミントン、スノーボード、カーリングなど多岐に渡り、オリンピックと同じルールで行われる。
 
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岡部は、デスクワークで運動不足になりがちな社員向けに、室内でできる簡単なトレーニングを「岡部体操」として、動画にまとめて配信しております。ライフネットジャーナルをご覧の皆様もぜひ、運動不足の解消に、岡部体操をやってみましょう!

※体操を行う際は無理せず、水分補給や休憩をしながら、ご自身のペースで行うようにしましょう。

■今回の岡部体操──足腰を鍛える「スクワット」

デスクワーク中心で運動不足を自覚している方は、まず足腰を鍛える体操から始めていきましょう。今回は「スクワット」のやり方をご紹介します!

スクワットは、下半身全体の筋肉を鍛えることのできる筋トレです。下半身の筋肉が衰えると、脚が上げづらくなっていき、段差や階段でつまずきやすくなると言われています。ですので、日常生活でのケガ防止のためにも、しっかりと下半身の筋肉を鍛えていきましょう。

  1. 腕を前で組み、足は肩幅くらいに広げて立ちます
  2. 膝が直角になるくらいまで、ゆっくりと腰を落とします
  3. 腰を上げていき、元の姿勢に戻します

この1~3を繰り返していきましょう。10回を1セットとして、3セットを目標にやってみてください。間違ったフォームでやると腰やひざを痛める可能性がありますので、自信がない人は動画のように、椅子を補助器具として使って行うのもおすすめです。

岡部のワンポイントレッスン
スクワットにはいろいろな種類があります。種類によって、鍛えられる部分が違いますが、今回はお尻と太ももです。
腹筋を意識しながら、イスへ座るようにして足を曲げますが、この時、なるべく膝がつま先より前に出ないように、股関節から曲げていきます。


スクワットは大腿四頭筋(太ももの筋肉)や大臀筋(お尻の筋肉)など、下半身にある大きな筋肉を鍛えるのにとても効果的な運動です。
また、足腰が強くなると同時に、腰痛予防にもなります。ぎっくり腰の予防にも、下半身のトレーニングは欠かせません。
私もジムにいけないときは、よくスクワットをやっています!
 
回数の理想は、10回×3セットですが、5回×2~3セットから始めてもよいでしょう。「あれ? もっとできそう……」と思ったら、少しずつ回数を増やしていくとよいと思います。

無理のない範囲で、楽しく続けて丈夫な身体づくりをしていきましょう! 次の体操も、どうぞお楽しみに!

<クレジット>
監修/岡部祐介(ライフネット生命) 公式Facebookページはこちら
文/年永亜美(ライフネットジャーナル編集部)