(画像はイメージです)

今回は紙の本を愛好する重原のブログです。普段は家族に作ってもらっている本棚作りに、自分で挑戦してみることにした、その結果は……?


こんにちは。営業企画部の重原です。

いきなりですが、皆さんは普段、読書をされますか?

私は読書が大好きで、特にビジネス書を中心に週に3〜4冊の本を読んでいます。本はいつも、書店かネットで紙媒体のものを購入しています。

「重原さんは、なぜ電子書籍でなく紙媒体で本を読んでいるの?」と聞かれることが、時々あります。「紙媒体が好きだから!」の一言に尽きるのですが、もう少し深掘りしてみたところ、理由が3つ出てきました。

  1. 読書をする時は、片手にペンを持ち、気になった箇所に線を引きながら本を読み進めるので、紙媒体の方が読書をしやすいから。
  2. 紙の匂いや手触りが好き。本によって匂いや手触りは変化するので、そこも読書の楽しみの1つになっているから。
  3. 本棚に読み終わった本が溜まっていくと、さまざまな副次効果を得られるから。例えば「私はこれだけの量の本を読んできた!」という自信に繋がったり、何かアイデアを思いつきたい時に本棚を眺めると「そういえば、この本に今抱えている課題と似たような事例があったな。よし、読み返してみよう!」となったりします。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題になります。

そのような訳で、私の部屋には必然的にいくつか本棚があるのですが、そのほとんどが手作りの本棚です(発注先は父親です)。

以前、ネットでいくつか低価格の本棚を購入したことがあるのですが、部屋にぴったりとフィットする本棚はなかなか見つからなかったという理由から、それ以降は手作りの本棚を採用しています。

前述したように、私は紙媒体の本を購入して読んでいるので、当然ですが、本棚の収納スペース問題が常につきまとってきます。私の部屋には既に本棚がいくつもあるので、そろそろ本棚を置くスペースがなくなりそうです。

とはいえ、部屋のスペースが少しでも空いていれば、そこに本棚を置くことができるのが手作りの良いところ。早速、隙間スペースを見つけ、メジャーで作りたい本棚のサイズを測り、父親に発注……しかし、

「たまには、自分で本棚作ってみようかな~」

何を思ったのか、そのような考えが頭をよぎってしまいました。

父親が本棚を作っているシーンはいつも見学していたので、イメージは頭の中にバッチリあります。材料を寸法通りに買い揃え、道具をしっかりと使いこなすことができれば、イメージ通りの本棚が作れるはず。

早速、父親に道具一式を借りることにしました。恥ずかしながら、これまでの人生において一度も電動ドライバーを使用したことがなかったので、父親にレクチャーを受けることにしました。

いざ実践してみると……全くネジが進みません! 凄まじい勢いでネジ穴を潰してしまったので、リトライです。

「次は上手くいくはず」と願いながら電動ドライバーのボタンを押すと……またもや失敗。今度は、途中でネジが進まなくなってしまいました。

電動ドライバーを思うように使えない社会人2年目を横目に、父親はゲラゲラと笑っています。電動ドライバーは習得に時間がかかりそうと判断して、急遽、手動ドライバー(要するに、普通のドライバー)に道具を変更することにしました。

ところが、こちらも思うようにネジが進まず、父親の笑い声は止まることを知りません。

今思えば、中学生時代の技術の時間はからきしダメで、完成した作品からはネジが何本も飛び出てしまい、「触るな危険」状態。もはや、ある種の芸術作品と言っていいほどでした。

それに追い討ちをかけるような、手先の不器用さ。家庭科の時間は玉結び・玉留めができず、かなり苦戦していたことを昨日のことのように思い出しました。

餅は餅屋。自分のチャレンジ精神だけは認め、父親に本棚を静かに発注した、夏の日でした。

営業企画部
重原