実は、女性は男性に比べて入院する機会が多いということを、ご存じでしょうか? 特に、年齢が上がるにつれ、大きな病気のリスクも高まってきます。もしもの時のために、早いうちから病気での療養に備えておくことが大切です。一方で、がんの治療などは医療技術の進歩に伴って、生活の質を維持しながら治療を進める方針も大切とされています。まずは治療のためのお金を準備しておけると落ち着いて過ごせるかもしれません。

では、一体どんな備えをしておけばよいのでしょうか? まずは女性が直面する可能性のある健康リスクを考えてみましょう。

※この記事は、2022年10月に内容を更新して再掲しています。

女性特有の臓器や妊娠・出産……女性が入院する機会は様々

厚生労働省「患者調査」によると、女性の患者数は男性に比べて1.31倍と、入院をする機会が多くなっています。これには、女性の身体的な特徴が影響していると考えられます。

出典:厚生労働省「令和2年患者調査」 年齢階級別にみた施設の種類別推計患者数を加工して作成

女性の大きな特徴として、子宮や卵巣、乳房といった、女性特有の臓器の存在が挙げられます。その分、女性特有の臓器に関連した疾病のリスクがあります。たとえば子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣腫瘍などです。

また、がんも心配な病気のひとつ。女性特有の臓器に関連したがんは若い世代でも罹患のリスクがあり、特に乳がんは30代後半に入ると急増する病気でもあります。

30歳代後半から乳がんが急増する
出典:厚生労働省「令和2年患者調査」総患者数,性・年齢階級(5歳)×傷病小分類別を加工して作成

また、女性特有のライフイベントである妊娠・出産に関しても、入院や手術を要するトラブルが起きることもあります。妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)や切迫早産、帝王切開などで療養が必要となり、予定より早く産休に入ることになったり、思いがけない出費があったりする場合もあるでしょう。

女性保険では女性特有の病気になったとき、どんな保障がある?

こうした女性特有の病気やがんなどの入院に手厚く備えられるのが、女性保険です。女性保険はいろいろな保険会社が販売していますが、ここではライフネット生命の終身医療保険「じぶんへの保険3レディース」を例に、保障内容を確認してみましょう。

「じぶんへの保険3レディース」は、がんや3大生活習慣病にも手厚い保障があるおすすめコースと、入院や手術への保障があるエコノミーコースの2種類があります。

「じぶんへの保険3レディース」は一般的な医療保険と同様に、病気やケガでの入院・手術の保障があります。

入院給付金は入院1日につき日額5,000円~15,000円を設定できます。それに加えて、女性特有の病気やがんで入院をした場合には、同額の女性入院給付金が上乗せされるのが特長です。
※ライフネット生命の終身医療保険では、妊娠に関するトラブルなども保障されます。妊娠中の方も申し込みはできますが、保障が限定的になることもありますので、妊娠を希望されている方はお早めにご検討ください。

おすすめコースの場合は、がん治療にさらに手厚く、入院給付金日額×100倍のがん治療給付金も受け取れます(生まれてはじめてがんと診断されたときが対象です)。診断確定後、1年後も治療が続いている場合、最大5回まで給付金を受け取れます。

たとえば「じぶんへの保険3レディース」を契約している人が乳がんと診断されて12日間入院し、その間に手術を受けた場合、以下のように給付金を受け取れます。

【例:乳がんで12日間入院し、入院中に手術を受けた場合】
おすすめコース、入院給付金日額5,000円、がんなどの3大生活習慣病の場合は支払限度日数無制限、保険期間・保険料払込期間:終身

  • 入院給付金   :5,000円×12日分=6万円
  • 女性入院給付金 :5,000円×12日分=6万円
  • 手術給付金   :5,000円×10倍=5万円
  • がん治療給付金 :5,000円×100倍=50万円

※責任開始日から90日以内にがんと診断されたときは、がん治療給付金を受け取ることはできません。
合計受取金額:67万円

また、日帰り入院や5日以内の入院でも一律で5日分の入院給付金を受け取れます。治療を目的にしていれば、「念のため、1日だけ入院をして様子を見ましょう」といった場合でもまとまった給付金を受け取れますので、気兼ねなく療養に専念できるでしょう。

健康に気を付けていても、一度も病気にならないで過ごす、というのは難しいものです。こうした保険で、もしもの時に備えておくことで、お金の面での不安は軽減できそうですね。

がん治療にさらに手厚く備えるならがん保険の検討も視野に

がんに備える場合は、通院治療についても考えておきたいところです。医療の進歩などにより、がんの治療を通院で行うことも増えています。より手厚くがんに備えたい人は、がん保険の検討も視野に入れてみましょう。

ライフネット生命のがん保険「ダブルエール」は、生まれてはじめてがんと診断された時には100万円~300万円のがん診断一時金を受け取れます。がん診断一時金ではまとまったお金を受け取れ、そのお金は治療費以外にも活用できます。たとえば、手術後に必要な専用の下着を購入したり、不調なときに家事の代行を依頼したりする費用にも使えます。

また、ベーシックタイプ、プレミアムタイプの場合には、所定のがん治療を受けた月ごとに、治療サポート給付金を月1回10万円、回数無制限で受け取れます。毎月の給付金があれば、再発や転移で投薬治療が続くときなど、長く家計に影響があるケースもカバーできるでしょう。さらに、これらの保障は一生涯続き、保険料は上がらないのも心強いポイントです。

ライフネット生命の「じぶんへの保険3レディース」「ダブルエール」は、パソコンやスマートフォンから無料で見積りができます。生年月日と性別、気になる保険を選択するだけで、保険料がいくらになるのかが簡単に分かりますので、一度確認してみてはいかがでしょうか?

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※ここでの説明は、あくまでも概要です。必ず「ご契約のしおり」と「約款」をご確認ください。

文/年永 亜美(ライフネットジャーナル編集部)