
(画像はイメージです)
みなさん、こんにちは。ライフネットジャーナル編集部の年永です。年が明けたと思ったらあっという間に2月ですね。
フリーランスとして働いている私にとっては、確定申告の時期でもあります。昨年・一昨年は新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みて一律4月15日まで期限が延長されていました。しかし、今年は例年通り、3月15日が期限となっています(新型コロナウイルス感染症の影響により期限までの申告が難しい場合は、申請を行えば延長が可能です)。
仕事も年度末に向けて忙しくなっていく見込みなので、早めに済ませておこう!と、早々に着手をし始めたのですが、とあるトラブルが発生しました。
事が起きたのは、利用している会計用のウェブシステムでの入力作業を終え、あとは電子申告でデータ送信を終えれば良いだけという時でした。カードリーダーをパソコンに接続し、マイナンバーカードを差し込んでいざ送信を……と思ったのですが、数秒待ってもマイナンバーカードが認識されません。はて?と思いつつ、カードリーダーをチェックしてみても、問題はない様子。そうなると、問題があるのはマイナンバーカードの可能性がありそうです。よくよく見てみると、マイナンバーカードのICチップに傷があり、もしかしたらこれが原因かもしれません。慌ててマイナンバーカードの交換ができるか自治体のウェブサイトで調べてみると、再交付の場合は約2ヶ月かかるという記述があり、思わず崩れ落ちそうになりました。
ふて寝でもしてしまおうかと考えている時にふと、スマートフォンでも確定申告ができたことを思い出しました。対応しているスマートフォンに必要なアプリをインストールすることで、カードリーダーとして利用が可能なのです。急いで確認してみると、幸いなことに手持ちのスマートフォンは対応している機種でした(対応機種はこちらで確認できます)。つい最近、機種変更をしたのが功を奏しました。また、普段利用しているWEBシステムもパソコンで入力→スマートフォンでマイナンバーカードを読み取ってデータ送信が可能なタイプだったのも幸いでした。
いくつかのアプリのインストールと設定をして、ウェブシステムからスマートフォンへの連携を行い、いざマイナンバーカードの読み取りへ。焦りで手が震えていたのか、何度かエラーを出して4回目のチャレンジで、ついに読み取りに成功! そこからは流れるように申請手続きも進められ、無事に受付完了までたどり着くことができました。
もしもカードリーダーの読み取りが上手くいかないという場合には、スマートフォンでの読み取りを試してみることをおすすめいたします。それでも難しい時は国税庁のサイトで利用できるチャットボットでの検索や、紙での申請への切り替えを検討してみると良さそうです。個人事業主の方、不動産所得がある方が行う青色申告では、紙での申請は電子申告に比べて控除額が少なくなります。控除額は提出方法や期限によって異なりますので、その点はご注意ください(詳しくはこちら)。
面倒に感じられる確定申告ですが、だからといって放っておいてしまい期日が過ぎてしまうと、ペナルティを受けることもあります(詳しくはこちらの記事で解説しています)。トラブルが起きてもまずは焦らずに、そしてあきらめずに、別の方法でトライしてみてくださいね。
さて、思いがけないトラブルに見舞われましたが、とにかく調べに調べることでなんとか解決方法を見つけることができました。しかし、必要な情報を集めるにはいろいろなサイトを閲覧し、サイト内検索をして、とそれだけで時間がかかってしまいます。わからないことが調べてもなかなかわからないというのは、ストレスになってしまうものです。
ライフネット生命では2月3日、ウェブサイトにAIサイト内検索機能を追加しました。保険について調べたいのになかなか知りたい情報が見つけられないというストレスを感じてきた人にとっては、便利なツールになるでしょう。このほかにも、営業時間外でもわからないことを気軽に質問できるAIチャットボットもあります。ぜひご活用ください。
マーケティング部
年永
<参考ページ>
e-Taxホームページ「スマートフォンとマイナンバーカードを使って申告される方へ」
国税庁「パソコンとスマホでe-Tax! マイナンバーカードをスマホで読み取り」