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(画像はイメージです)

子どもの好奇心は、その子の成長のためにも尊重してあげたいものです。けれど、その好奇心で思わずドキッとしてしまうこともありますよね。ライフネット生命社内の部活「子育て部」に所属する社員にも、ちょっと驚く出来事があったようです。

※このブログでは、個人の体験談をご紹介しています。個別のケースについては、かかりつけ医など医療機関にご相談ください。


先日、5歳になる娘を保育園にお迎えに行ったときの話です。
担任の先生が神妙な面持ちで「〇〇ちゃんの手のひらが赤くなってしまって……」と言いながら、娘を連れてきてくれました。

夕方の園庭で遊んでいる時に、虫を捕まえたり、鉄棒をして遊んだりしていた娘。 先生がふと見ると、手のひらと指の一部が赤くなっていることに気付いたそうです。

先生は「鉄棒で手を痛めてしまったのかな?と思ったのですが、両手ではなく、片手だけだったので、鉄棒が原因ではないかと思います……。痛みやかゆみなどの症状はないとのことなので、洗って冷やして様子を見ていました。さっきよりは色が薄くなってきました」と、とっても心配そうな様子で話してくれました。

本人に聞いてみると「アリみたいな茶色い虫を捕まえた!」「痛くないよ」とのこと。

自宅に帰ってから病院に行くか悩みましたが、子どもの手にはアザ特有の内出血の痕はなく、皮膚が炎症を起こしているという感じでもありません。
ヘアカラーの薬剤が手についてしまったような、色がついているだけに見えたので「虫 触った 色がつく」とインターネットで検索すると、同じような体験談や画像がたくさん出てきました。

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なんでも、一部の虫に触ると、その虫が危険を感じたときに色のついた液体(防御液ともいうようです)を出すそうで、その液に触ってしまうとこのように色がついてしまうようです。

お風呂に入ったあとには色も薄くなっていたこと、子どもが普段から虫を集めてズボンのポケットにいれていることを考えると、原因はこの虫だろうなと判断しました。

もしかしたらこの時期、虫が大好きなお子さんは同じようなことあるのでは?! と思い、心配な気持ちが少しでも和らげばと、社員ブログを書きました。

※娘はまったく症状がなかったので、特に病院に連れて行きませんでしたが、人によっては防御液がつくと痛かったり、かゆかったりするそうなので、心配なときは病院に行きましょう!※

その後……手の色は虫によるものだと解決し、自宅でくつろいでいると、夜8時頃、担任の先生から「手は大丈夫でしたか?!」とお電話をいただきました……。
慌てて事情を説明し、お礼を伝えて電話を切ったあとに「ただでさえコロナ禍で忙しいのに業務を増やしてしまったな・・・」と致し方ないこととはいえ、ちょっと申し訳ない気持ち(とたくさんの感謝の気持ち)になりました。

今度から娘と一緒に虫の図鑑を見ながら(決して、「この虫は気持ち悪い」といったような個人の価値観を押し付けずに)「触っていい虫」「触っちゃだめな虫」について学んでいきたいと思います。

ライフネット生命 子育て部
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