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「生命保険に入ろう」と思ったとき、保障額は? 保険期間は? など、何を基準にどう判断したらよいのか、よくわからない! と感じた経験はありませんか? 実は“生命保険や個人年金保険についてほとんど知識がないと思う”と思っている方が、約7割*にのぼるというデータが発表されています。
*「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」概要より

公益財団法人生命保険文化センターが、一般家庭の生命保険の加入実態や生命保険・生活保障に対する考え方を把握するため、昭和40年から3年ごとに実施している「生命保険に関する全国実態調査」。2015年9月に発表されたその最新結果(速報版)から、保険の加入に関する意識について、興味深いデータを拾ってみましょう。

「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」概要

【調査地域】 全国(436地点)
【調査対象】 世帯員2人以上の一般世帯
【回収数】 4,020
【調査時期】 平成27年4月2日~5月17日

※調査データはこちらを参照ください。

■これから生命保険に加入したい?

これから世帯で生命保険(個人年金保険を含む)の加入・追加加入の意向があるかを尋ねたところ、『加入・追加加入意向あり』(「近く加入したい」と「余裕が出来たら加入したい」の合計)が29.0%でした。3年前の前回調査より2.0 %減っています。(図表1)

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■加入・追加加入意向のある保障内容は?

『加入・追加加入意向あり』と回答した世帯に、今後加入する際にはどのような種類の生命保険に加入するのが良いと考えているかを尋ねたところ、世帯主の場合、「病気やケガの治療や入院にそなえるもの」が50.9%と最も多く、次いで「病気や災害、事故による万一の場合の保障に重点をおいたもの」48.4%の順となっています。

前回調査に比べ、「介護費用の準備に重点をおいたもの」(32.0%)が5.0ポイント増加しているのが目立っています。(図表2)
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■保険にはどこから入る? ネット?テレビ? 営業員?

これから生命保険や個人年金保険に加入する場合、どのようなチャネルから加入したいと考えているかを尋ねたところ、「生命保険会社の営業職員」が29.4%と最も多く、次いで「通信販売」13.2%、「郵便局の窓口や営業職員」12.1%、「保険代理店の窓口や営業職員」10.2%の順となっています。

過去の調査と比較してみると、平成18年以降「保険代理店の窓口や営業職員」が増加傾向、「テレビ・新聞・雑誌などを通じて」が減少傾向にあります。(図表3)

(図表3)加入意向のあるチャネル16021901_4

■生命保険に関する知識

生命保険や個人年金保険に関する知識全般について、

 A:生命保険や個人年金保険について十分に知識があると思う
 B:生命保険や個人年金保険についてほとんど知識がないと思う

AとBどちらの考え方に近いかを尋ねたところ、『十分に知識がある』(「Aに近い」と「どちらかといえばAに近い」の合計)が 29.9%、『ほとんど知識がない』(「Bに近い」と「どちらかといえばBに近い」の合計)が 68.6%と、約7割にのぼっています。(図表4)
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■不足している生命保険の知識は何?

生命保険や個人年金保険に加入する場合に必要と考えられる知識の中で、不足していると思われるものを尋ねたところ、「どういった保障が必要なのか」が39.5%と最も多く、次いで「生命保険や個人年金保険の仕組み」35.1%、「保障がいつまで必要なのか」26.7%、「加入金額がどのくらい必要なのか」26.5%の順となっています。(図表5)

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図表はすべて、公益財団法人生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」より

「保険に入ろう」「保険を見直そう」と考えたとき、ネットで検索をしても、たくさんの情報があふれていて、かえって迷ってしまうことがあります。そんなときはお気軽に、どんな小さなことでもHDI問合せ窓口格付け(生命保険業界)」において、4年連続で最高評価「3つ星」を獲得した弊社コンタクトセンターの経験豊かな保険プランナーが回答いたします。きっと何か手がかりがつかめると思います。

<クレジット>
文/ライフネットジャーナル オンライン編集部