新年おめでとうございます。社長の森です。

私はこの年末、家族と台湾へ行きました。初めての台湾旅行は、歴史を感じる街並みと急速に開発の進むエリアのコントラストが印象的でした。年内に帰国する予定となっていたために、あいにく台北市の超高層ビル「台北101」のカウントダウン花火は見ることができませんでしたが、旅程を通じて現地の方は温かく、食事も素晴らしくて、家族一同大好きな国と地域の一つになりました。みなさまは年末年始をどのように過ごされましたか。

さて、昨年は、新天皇陛下のご即位に伴い新元号「令和」の時代が幕を開け、日本にとっては象徴的な節目の年でした。世の中では、様々な決済サービス(いわゆる〇〇ペイ)が登場する中で消費増税が実行されて、キャッシュレス化が促進されたことも後押しとなり、総じてデジタル金融サービスのすそ野が幅広い生活者に広がった年でもあります。一方で、長寿化に伴う老後不安が高まるとともに、各地では多くの自然災害に見舞われたということもあり、不確実な将来に対する備えの必要性を改めて痛感しました。被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

このような環境下において、2019年はライフネット生命にとって「飛躍」の年となりました。オンラインで生命保険に加入する方が増えたことに伴い、契約数は大幅に増加しました。「正直に わかりやすく、安くて、便利に」という当社の企業理念に共感して支えていただいた多くのステークホルダーの皆さまに、厚く御礼申し上げます。

オンライン生命保険市場の第一人者を自負する当社ではありますが、我々が最終的に目指す姿は、単なる市場規模の拡大には留まりません。生命保険の原点を忘れずに、生命保険の未来をつくる。今のライフネット生命を形作ってくださったステークホルダーの皆さまが当社に真に期待するのは、そのような姿ではないでしょうか。2020年は、特にこの視点を意識した事業を運営して参ります。

生命保険を含む金融サービスの主役は、人生を主体的に生きる一人ひとりの生活者です。生活者が金融機関の都合に合わせて金融サービスを活用する時代ではなくなりつつあります。皆さまがごく自然に期待する金融サービスの水準に合わせて、いかに我々がサービスを改善していくか。これはライフネット生命にとって決して簡単なことではないのですが、当社が戦後初めての独立系生保として存在する意義はこの一点にあると言っても過言ではありません。これからのライフネット生命に、ぜひ期待をしてください。

おわりに、本年が、皆さま一人ひとりにとって実り多き素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

森亮介(ライフネット生命保険 社長)