生命保険には、「保険料払込免除」の仕組みが用意されているものがあります。保険料払込免除はその名の通り、保険料の支払いが不要になるもの。しかし無条件に保険料の支払いが免除されるわけではない点には注意が必要です。

今回は、保険料払込免除の仕組みについてご説明します。

※この記事は2020年10月に内容を更新して再掲しています

■「保険料払込免除」とは?

「保険料払込免除」とは、保険会社が定めた所定の条件に該当する病気や状態になると、以降、保障内容はそのままに、保険料の支払いが免除されるというものです。

「保険料払込免除」がどのような商品に適用されているか、どのような条件で該当となるかは、各保険会社・各保険商品によってさまざまです。

保険料の払い込みが免除になる”所定の条件”について、ライフネット生命の商品を例にすると、以下のようなものが挙げられます。

  • 定期死亡保険「かぞくへの保険」
  • 終身医療保険「じぶんへの保険3」
  • 「じぶんへの保険3レディース」
    →約款(※)所定の障害状態になった場合
  • 就業不能保険「働く人への保険2」
    →約款所定の高度障害状態になり、高度障害給付金が支払われた場合
  • がん保険「ダブルエール」
    →がんと診断され、がん診断一時金が支払われた場合
    (ベーシック・プレミアムタイプのみ。シンプルタイプの場合、がん診断一時金の支払い後に保険契約が消滅します)

※約款:保険の契約内容が詳細に記された文書

このように、同じ保険会社の商品でも、それぞれ条件が異なります。また、一見同じ内容に見える「所定の障害状態になった場合」という条件も、「障害状態」の定義が商品によって異なる場合もあります。詳細な条件については、必ず各商品の約款を確認するようにしましょう。

■「保険料払込免除」はいる?いらない?

生命保険会社の商品には、保険料払込免除が特約で用意されており、自分で特約を付けるか付けないか選ぶものもあります。こうした場合、特約を付けるかどうか、どのように決めれば良いのでしょうか。

保険料払込免除特約を付けるか考える時には、以下のようなポイントで考えてみましょう。

  • 特約を付けた場合、付けなかった場合、それぞれの保険料はいくらか?
  • 病気やケガをした後も保険料を支払い続けられるかどうか?

一般的に、保険で特約を付けると、その分保険料は上乗せされます。特約を付けた場合でも保険料負担がそこまで大きくない場合は前向きに検討しても良いかもしれません。一方で、特約を付けた保険料だと月々の負担が大きくて家計が苦しくなってしまいそうであれば、本末転倒ですので慎重に考えた方が良いでしょう。

また、病気やケガで保険料払込免除特約に該当する状態となった場合でも、健康な時と同じように保険料を払えるかも、あらかじめ考えておきたいポイント。たとえばがんと診断されて治療が始まった時に、収入がダウンすることも考えられます。そうすると、保険料の支払いも難しくなってしまい、解約せざるを得ないケースもあるでしょう。入院などを経験した後に生命保険に入り直すことは難しい場合も多いです。保険料払込免除特約を付けておき、入院を経験後も今の保障を維持できるようにしておくと安心かもしれません。

また、ライフネット生命の商品のように、特約ではなく主契約の中にあらかじめ組み込まれているタイプの商品もあります。ニーズに合わせて検討してみましょう。

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文/ライフネットジャーナル編集部