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子どもとの時間、家族での時間をできるだけ確保するために、働くママは仕事の効率化が欠かせません。家族間でのルール決めやストレス発散も必須のようです。スタートトゥデイとライフネット生命の働くママたちが語る仕事と育児の両立法とは? 盛り上がる座談会の後半の模様をお伝えします。(前編はこちら)

■効率や集中力がアップした

──育児と両立させるために仕事を効率的に進めるようになったということはありますか?

一同:ありますね。

大村:子どもがいると、帰らなくちゃいけない時間が決まっているので、効率や集中力はすごく上がったと思います。

波多野:私もです。すごく集中しているので、お昼の時間を削って仕事をしてしまうこともよくあります(笑)。

片田:私も、絶対にこの時間までに終わらせようと集中して仕事をしています。ただ、周りの人から「話しかけにくいな」と思われるとコミュニケーションが減ってしまう。それは避けたいので、なるべくそう思われないようにしたいとは思いますね。

一同:わかるー。

写真左から、スタートトゥデイ 大村さん、今野さん、大牟田さん

写真左から、スタートトゥデイ 大村さん、今野さん、大牟田さん

波多野:私は時間に制約ができてから、自分やチームの仕事の生産性についてすごく考えるようになりました。仕事は集中することで効率的にできる部分とできない部分があると思うんですよ。処理していく仕事はスピードを上げられるけれど、大きな枠で考えたりするようなことは効率化できない。そのバランスを取るのが大変ですね。

■ひとりの時間と家族との時間

──みなさん、ひとりの時間ってどれぐらいあるんでしょう?

大牟田:うちはどちらの両親も遠方なので、家事も育児も主人と私でやるしかない。だから、朝は主人が、仕事が終わってからは私が子どもを見ていて、なんとなくお互い月に1日、2日ぐらいは自分の時間が取れるようにしていますね。いまのところ揉め事はないです(笑)。
幸い、朝はずっと主人が見ているのですが、娘はパパと2人の環境でも泣いたりしない。パパに対して馴染み感があるので、休日も主人に任せて大丈夫。主人も、そうすることで私の機嫌が良くなるとわかっているみたい。私が怒ることが増えてくると、そろそろひとりの時間をあげた方がいいのかなと察しているようです。

一同:(爆笑)

片田:私は、朝、子どもと家族が寝ている時間にオンラインで英語を勉強したり、家の中で自分の時間を作っていますね。どうしても家族が寝ている時間になっちゃいますが(笑)。

一同:わかるなあ。

片田:週末はキャンプに行ったりして家族で過ごすようにしています。夫は「仕事はやりたいだけやればいいよ」「なんなら専業主夫になるよ」と言ってくれますね。かといって、家事育児を全面的に任せられるわけではないです(笑)。私は「あなたが専業主夫になったら私は首にするよ」と言っていますから(笑)。

波多野:仕事の時間が自分の時間ですね。大人相手だと、会話も通じるし、自分の意思で行動できるじゃないですか。子供と一緒の時は、トイレも一人で行けないですから(苦笑)。

一同:そうそう。

波多野:煮詰まったときには、カフェに行ってひとりで本を読んだりして過ごしてます。ひとりの時間は貴重ですよ。私はもともと子どもが生まれる前から家事が苦手なタイプ。良妻賢母を期待されずに結婚しているので(笑)、家事に対する夫の期待値が高くない。ハードルがみなさんよりも低いんです。

だから、ルールというか、暗黙の了解で家事は最低限しかやっていないんですが、夫は仕事でもっと私に出世してほしいというくらいに思っています(笑)。休日については、お互いひとりの時間を作りたいよねという認識はあるので、土日は半々ぐらいの割合で子どもを見ているかな。その分、3人でいる時間が少ない気がするので、意識的に3人の時間を作っています。

写真左から ライフネット生命 波多野、片田、関根

写真左から ライフネット生命 波多野、片田、関根

大村:うちも週末は3人で過ごします。公園に行くときもほとんど3人一緒。ひとりの時間が取れるのは、仕事を早く終わって時間があいたとか、そういうときぐらいですね。復帰してからは特に、身体と心のバランスを保つためにもリフレッシュできる時間が少しは必要だと感じます。

今野:ひとりでいる時間も大切なんですね。家族3人でいる時間とひとりの時間とのバランスを取るのが重要なんだと思いました。

──仕事と子育てのストレスはどのように発散していますか?

大牟田:最近、うちの部署に取締役が図書館を開設したんですね。それができてからというもの、朝は30分ぐらい早く家を出て、下のカフェで本を読むようにしています。おかげで心にゆとりが出て、毎日のストレスが減りました(笑)。

片田:私は、仕事のストレスを家庭で発散し、家庭のストレスを仕事で発散しているカンジですね(笑)。通勤の1時間で、気持ちを切り替えています。

波多野:わかります。仕事も育児も両方に一生懸命にならざるを得ないから、忘れるのが一番のストレス発散になる。ずっと仕事、あるいはずっと育児のことだけだとストレスがたまるだろうなと思います。

一同:すごく共感する!!

大村:満場一致ですね。

■子育てだけでなく、介護、勉強、NPO活動をする人も使える制度を

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──スタートトゥデイもライフネット生命も、働くママを支援する制度が整っているようですが、関根さん、大村さんから、それぞれ具体的な制度について教えて頂けますか。

関根:そうですね。ライフネット生命では基本的には法律に則って時短勤務や育休制度を整備しています。育休は1歳半までです。制度だけではなく、子育てしている人を応援する風土がありますね。

今年の1月からは、ライフサポート休暇といって、年次有給休暇以外の有給休暇を作りました。一例をあげると、年に3日間のナイチンゲール休暇というのもあります。家族やパートナーの看護または本人の傷病のときに使える休暇です。使用率はけっこう高いですよ。

大村:育休や時短勤務についてはスタートトゥデイも同じです。育児中のスタッフを対象にした制度以外に、全スタッフを対象にした6時間労働制度もありますが、短時間で効率よく集中して仕事を終え生産性を上げるというのがなかなか難しく、まだまだ挑戦中の過程です。部署によってはシフト制の部署もあるので、部署毎に運用方法を変えています。

弊社独自の制度としては、先にお話した「幕張手当」(幕張の指定された範囲内に住むと月5万円が支給される)があります。住宅手当というよりも地域への貢献的な意味合いですね。世帯ではなく個人に支給されるので、たとえば、社員同士が結婚したら10万円出ます。

波多野・片田・関根:へえー。

大村:今は社員の8割以上が利用しています。休暇で変わった制度というのは特にありませんが、育児をしている・していないにかかわらず、みなで平等で使えるものについて考えていく必要があると思っています。

関根:同感です。弊社は経営陣に子育てをしやすい会社にしたいという強い思いがあるので、そうした環境を整えていますが、社員の中には、なぜ子どものいる人だけを優遇するのかと思う人もいる。平等をどうやって保つかは課題ですね。

波多野:子育てしている人だけを特別扱いしないでほしいですよね。特別扱いされてしまうと、子育て期間、ずっと周りに申し訳ないという気持ちを持ち続けることになってしまう。人にはそれぞれいろいろな事情があります。子育てだけでなく、介護、勉強、NPO活動をする人も使えるような制度があるといいなと思います。

一同:本当にそうですね。

<クレジット>
文/三田村蕗子
撮影/村上悦子

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