(写真はイメージです)

「結婚し親になってこそ一人前」という言葉は今でも聞かれるのでしょうか。子育ては素晴らしい体験であると同時に、たくさんの疑問や不安を感じる仕事かもしれません。子育てに慣れない親が、のびのびと子育てできるようにサポートする団体であるNPO法人オトナノセナカ共同代表の斎藤哲さんにお話をうかがいました。

当記事はFMラジオJ-WAVE「JK RADIO TOKYO UNITED」の番組で、世の中をもっと楽しく、グッドにするためのアクションを紹介する『COME TOGETHER』より許可を得て転載しています

■NPO法人オトナノセナカとは?

主に未就学児を持つパパママ向けに対話のイベントを仕掛けている団体です。子どもも大人も自分らしく、でこぼこ(違い)を生かし合う社会の実現を目指しています。 ほとんどの人には子育てを学ぶ機会がありません。ただ、世の中には情報が溢れているので、ネットや雑誌などでさまざまな子育て手法を目にすることができます。

しかし、それだけだと「こうしなければいけない」という脅迫観念に襲われて、子育てがとても窮屈で疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。誰一人として全く同じ環境で育ってきた人はいないので、得意、不得意、つまり「でこぼこ」があることに自ら気づき、自信を持って自分らしい子育てができるようにと、さまざまなイベントを企画しています。

■具体的に、どのような活動をしていますか?

大人向けに「普段言えない本音を話せる機会」や「視野と選択肢を広げる機会」を作るためのイベントを各地で開催しています。

■共同代表として団体に携わっていますが、参加したキッカケは?

この団体は、2010年にフリーランス保育士の小竹めぐみと小笠原舞の2人が作った団体です。3年前までは小竹めぐみが代表をしていたのですが、彼女の京都移住と出産に伴い、一昨年の年末に私が共同代表に就任しました。私は当初、当団体が開催する「パパノセナカ」というイベントの参加者だったのですが、誘われて団体の運営に参画したしだいです。

共同代表の斎藤哲さん

■その「パパノセナカ」というイベントは「パパとママ」が語り合う場所ではなく、パパ同士のコミュニティというのもユニークですね?

昨今の「イクメンブーム」の影響で、育児に積極的なパパは増えていますが、結構、孤独なのです。育児に積極的なパパは、職場でどこまで理解されているのでしょうか? なかなか理解されず、孤独に感じている人もいるかもしれません。

また、職場を出て家庭に帰っても、育児の主体はママ。そんな中で、家事・育児をするのは、ママの顔をうかがいながらだったり、ダメだしされることも多いのです。 不慣れなことが多い中で頑張ろうとしているのだから、それも当然です。

ママと違って保育園・幼稚園や公園で気軽に友達を作れないのがパパという生き物だと思います。自分のやっていることが正しいのか、ちょっとした疑問があっても誰にも聞くことができずに一人で悩んだり・・・。それが悪い方向に進んでしまうと「イクメンブルー」のような症状に陥ってしまいます。そんなパパのためのイベントなのです。

■普段、職場では会うことがない世代、年代の人が集まって「大人」を考える機会になっているのですね。

多くのパパは、ほかのパパがどんな子育てをしているのか気にしています。でもそれは職場や家庭などでは共有できない疑問ですね。それゆえ「パパノセナカ」は参加者たちのテンションも高く、異様なほど盛り上がりますよ。

■斎藤さんが考える「かっこいいオトナのカタチ」とは?

自信を持って自分の生き方を子どもに伝えられるオトナってかっこいいと思います。仕事、趣味、子育て、何でもいいと思うのですが、他人に影響されず、自分らしいセナカを見せてあげることがかっこいいオトナだと思いますね。

具体的な活動内容やイベントについては、ウェブサイトをぜひご覧ください。

<インフォメーション>
NPO法人オトナノセナカ
http://otona-no-senaka.org/

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