はじめまして、2020年度入社の山本慎二です。
街中にお好みソースの匂いが漂う広島県から、片道切符を握りしめ上京してまいりました。
よろしくお願いいたします。

僕がどうしてライフネット生命に入社したのかについて、何回かに分けてお話ししたいと思います。

【エピソード1:ライフネット生命との出会い】

僕は2018年9月から2019年8月までの1年間、ドイツのハンブルクという都市に留学をしていました。

ドイツのハンブルク市庁舎にて

大学生のうちに留学をしてみたい! という想いが元々あり、紆余曲折はありましたが(本当に右往左往の紆余曲折でした)、なんとか無事にその目標を達成することができました。

ドイツ留学中は帰国してからのことを全く考えていませんでした。思いっきり留学をやり切ることが大事だと思っていたのです。
そして日本に帰国して、半年後に迫った大学卒業後の進路を考え始めたのが2019年10月ごろ。しかし、その時期には多くの企業がとっくの昔に2020年度入社の募集を締め切っていました。
まぁこればかりは仕方がないか、と思い、ひとまず既卒生として2021年度入社を目指して、就職活動の準備をすることにしました。

当時の僕は留学が終わったばかりでバイトもしていなかったため、本1冊を買うことすら難しい状況でした。
でも、どうしても読書をしたかった僕が、広島県民のソウルフードである熱々のお好み焼きをハフハフ食べていた時に、ふと思い浮かんだのが、実家にある姉の本棚です。
姉の本なら(自分の好みに合うかはさておき)タダで読めるので、当面は読書を満喫できる、というわけです。
そこで姉の本棚にあった何冊かを、よっこらしょと自分の本棚に移し替え、たまたま最初に手を付けた本が、ライフネット生命創業者の一人である出口治明さんの『人生を面白くする本物の教養』(幻冬舎新書)でした。

僕は普段、ビジネス本や新書を自ら積極的に読むような人間ではありません。しかし、普段なら読まないような本を偶然、読み始めたことがキッカケとなり、僕の人生の何かがカチッと動き始めました。そして自分でも予想だにしなかった物語が展開していくことになるのです。

読み始めた当初は、「この人は話が分かる人だな~」といった、今思えばとんでもなく上から目線な感想を抱いていました。
当時の僕は、出口さんがどんな人なのか全く知らなかったのです。

この本の中で出口さんは「人生を豊かにするものは『人・本・旅』だ」ということを言っています。これは出口さんがよく口にする言葉だそうですが、僕も本を読みながら、うんうんと激しくうなずいていました。

留学中の旅先で集めたマグネット

僕が今まで出会ってきた人たち、当てもなくブラブラした旅先、鼻息荒くして読んできた本。
それらが今の僕自身を作り上げていますし、それらのお陰で人生がより楽しくなったという実体験が多々あります。恐らく僕以外にもそういった経験がある方はたくさんいらっしゃると思います。

そして運命の最終章、そこにはライフネット生命のことが書かれていました。
僕はその時に出口さんがライフネット生命の創業者であることを知り、創業した理由、生命保険マニフェスト、風通しの良い社風、採用マニフェストに基づいた「重い課題」などについても初めて知りました。
僕はこの最終章を読んだ時に、胸がドキドキと高鳴ってくるのを感じました。

僕は当時、愛すべき学生生活に別れを告げ、仕事探しを始めようと思っていた時期でした。業界・業種に関係なく、自分がワクワクできる仕事なら何だってやってみたい! と漠然と考えていたのです。

そんな僕は、ライフネット生命の魅力が十分に感じられるこの最終章を読んでいると、だんだん鼻息が荒くなってきました(フンガッ、フンガッ、フンガッ)
その鼻息でページがめくれるんじゃないか、あるいは本が吹き飛ぶんじゃないかと僕は冷静に考えながらも、僕の心が「ここで働いてみたい!!!」と猛烈にワクワクしていたのです。
生命保険会社に入社しようとは、思ったことがなかったにもかかわらず、です。

僕は居ても立ってもいられなくなり、この本を読了する前に、すぐさま採用時の課題である「重い課題」について検索してみました。
すると、なんと! まだ「重い課題」は募集中であり、締め切りは3週間後の夕方5時となっているではありませんか!
3週間という期間が長いのか短いのか全くわかりませんでしたが、とりあえずやってみるしかない! と心を決め、「重い課題」に取り組み始めました。

「重い課題」は、就業経験の有無などに関わらず、 30歳未満のすべての人の応募を受け付けるための書類選考です。「重い課題」の中にも種類がいくつかあり、僕は「自分の正直さ、応援される理由、弱さについて自由に表現する」という課題を選びました。

今までの人生でも、僕は時々、ここでやるしかない! と思ったら後先考えずに行動してしまう人間なのですが、この時も案の定、ひらひら揺れる赤色の布を見た闘牛のように一直線に突き進んでしまいました。(もぉ~~!)
そしてギリギリまで考え抜き、なんとか僕の「重い課題」を締め切り5分前にライフネット生命に提出することができました。提出したものは2万字を超えていましたが、迷惑メールに間違われることもなく、無事に次の面接での選考へ進むことができたのです。

もし、これだけやり切って取り組んだ「重い課題」がダメだったとしても、まぁそれはそれで仕方がない。
でも少なくとも、自分の想像以上にハードだった「重い課題」をやり切ったという事実は、僕にとっては小さいけれど確かな自信になっていました。なので、提出から結果が知らされるまでの間、この後もなんだかがんばってやっていけるだろうな、と少し前向きになれていたのです。

運命というと大げさかもしれませんが、あの本でライフネット生命を知った時は、今が人生を大きく変えるであろう瞬間だ、という高揚感がありました。
それは自分の経験でいうと、留学でドイツに旅立つときの瞬間やステキな人にデートを申し込む瞬間などの胸の高鳴りに似ていました。(ドキドキ)

たまたま姉の本棚にある本を手に取り、普段なら絶対に読まない類の本を読み、その本は就職したいと思っていた僕に「ここで働いてみたい!」と思えるような会社の創業者が書いた本で、調べてみるとその会社はまだ来年度の新入社員の募集をしている。しかも自分にピッタリそうな選考方法で。
きっと「良い会社を探そう!」と血眼になっていたら、気づくことができなかった出会いだったろうな、と思っています。

こんな偶然に偶然を重ねた出来事なので、自分でも夢なのではないかと思うことがあります。
しかし、深呼吸を500回して冷静に今の状況を見返してみると、日々の新入社員研修に参加していますし、無事にライフネット生命に入社できています。
一応ほっぺたもつねってみますね。(グイっ)……痛っ!
どうやら、夢ではないようです。

長い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
次の機会には「重い課題」の選考を通過し、人生初の面接選考へ進んだところからお話をしたいと思います。
ぜひ、お楽しみに!

スコットランドのウィスキーの蒸留所で、足ギターを決めながら

人事総務部
山本